年中無休!
土曜日の夜、六本木の
グランドハイアットで開催された
ある歯科医院のオープン記念パーティに
出席!
参加者の凄い顔触れに恐れおののく。
インプラントのオペで有名なS教授、
インプラントの世界では凄く有名なL歯科のS先生、
S歯科インプラントセンターのS先生!
有名芸能人の姿まであった。
いや、東京は凄い!!と感心する。
パーティが終わり、同じホテルのバーで
知り合いと飲みながら仕事の打ち合わせ!!
1時間後、バーのお勘定を見て驚いた。
いや、東京は凄い!!と心から感心した。
日曜日、あるセミナーで東京で3件目となる
歯科医院をオープンさせたT先生にお話を伺う。
お話を伺うと、新しい歯科医院では
年中無休で診療をするらしい!
年中無休とは?日曜、祝日はもちろん
ゴールデンウイークも、お盆休みも、
年末年始も休まないで診療をすることになる。
この戦略には明確な理由があった。
今の東京で、患者数が多く繁盛している歯科医院を
分析すると、年中無休タイプが多いのだと言う。
私の友人で5月にパリとスイスの研修に
一緒に行ったA先生も今度新規で歯科医院を
開業するに当たり、年中無休を目指すと
言っていた。
年中無休??
私が開業した19年前は、歯科医院は横並びが一般的で
過度な競争を防ごうと診療時間が遅くなることでさえ
うるさく言われた記憶がある。
借金を少しでも早く返したいと
私は当時、木曜日が終日休診の医院が多い中
木曜日の午前中のみは診療として、少しでも
患者さんを獲得したいと思っていた。
木曜日の午後は、19年前から少し前までは
妻と二人で訪問歯科診療に従事していた。
それでも日曜、祝日は月に数日はしっかりと休んでいた。
それを年中無休とは?
スタッフは集まるのだろうか?
シフト制に不公平感は出無いのだろうか?
人件費率が向上しないのだろか?
経営に関しての多くの質問が出て来る。
普段は割と忙しい当院では、開業以来
なるべく皆で同じ時に休みたいと思ってきた。
スタッフのことを考えて、ゴールデンウイークの休みも
お盆休みも、年末年始の休みも、近くの歯科医院より
必ず長く取る。
患者さまからは時々休みが長すぎるとクレームを
頂くのだが、スタッフの幸せを考えると
それが一番だと私は思っていた。
それが時代の流れは、年中無休で朝の10時~
夜の10時まで診療時間の歯科医院とは??
岡山でどの歯科医院が一番早く年中無休にするのだろうか?
意外に当院が一番にしたりして!!