大阪のリーガロイヤルホテル
土曜日の夜、大阪で
今年からコ-スで参加している
勉強会のメンバーと酒を飲む!
参加者のほとんどの先生が
30代前半から30代後半!
それなのに、皆、海外で研修を積んだり
臨床も凄い結果を出されている。
凄い時代になったものだと舌を巻きながら、
美味しい酒を酌み交わす!
私は珍しく1次会で失礼したのだが
他の参加者は朝の4時まで飲んでいたらしい!!
おじさまは早く失礼して正解!
自分の年齢を考えないとね!!
懇親会の会場からタクシーで大阪で
初めて宿泊するリーガロイヤルホテルへと向かった。
リーガロイヤルホテルは大阪の迎賓館と呼ばれ
私が大学2年か3年の時、30年ほど前に
岡山大学歯学部の先輩や同級生と、このホテルで
朝食を食べたことがある。
その時、貧乏学生だった私は、
格式のあるホテルでの朝食は初体験!
朝ご飯の料金が、当時で3000円近かったことに
凄く恐れ驚いた記憶がある。
その上に、コーヒーの頼み方がわからなかった私の元には
なぜかネスカフェのカフェイン抜きの赤ラベルの
インスタントコーヒ-が瓶ごと来て、2度驚いて
そして深く悲しんだ!!
私は大阪でホテルに宿泊することはほとんど無い!
遅くなっても新幹線で岡山に戻ることが出来るからだ。
そんな私は今回、懇親会の会場に近いことと
ネットで調べた料金が安かったので
リーガロイヤルホテルに宿泊した。
チェックインは、さすがにスムーズなお且つ丁寧に行われた。
部屋の感じは、さすがに古さはすこし感じるものの、清掃が
隅々まで行きとどいていて、特にバスタオルのふんわり感は
さすがに老舗の格式あるホテルだと唸ってしまった。
2次会に行かなかった私はホテルのメインバーである
1階のバーでグラスワインを1杯だけ飲んで寝ようと思っていた。
バーでのサービスは問題無かったのだが、お客様の
数が余りにも少なく、土曜日にしてはガラガラだったのが
少し気になった。(スタッフの人件費だけで赤字になると思った!)
翌朝、宿泊されているゲストの方々の姿を観察してみた。
高級ホテルの個別のゲストと言う趣は余りなく、
団体客やビジネス客がメインだと私は感じた。
このホテル、余りにも巨大なので、運営が大変そうだった。
大阪のホテルは、新規の高級ホテルまでも格安路線に走らざるを得なく、
客にとってはいいことではあるが、ホテル側の運営にとっては
どうなのだろうか?と不安に思った。
これだけの施設とスタッフの固定費、人件費は莫大なものになろう!
組織が大きくなればなるほど、環境の変化に対応しずらい!
恐竜が滅んでしまったように!!
歯科医院も同じであろう!
大きな歯科医院ほど、施設スタッフの固定費、
人件費は大きくなる。
その組織をきちんと運営する舵取りは
すべて院長の手腕に掛かっている。