広島SJCD小濱先生インプラントコース ラスト
新幹線の切符の購入は長い行列の
緑の窓口には並ばない。
携帯でピッと予約して、改札では
カードをかざすだけ。
予約変更も自由に出来るし本当に
便利な時代になったと、うれしく
思っていた。
先週の土日のインプラントセミナー
私は妻に送ってもらう車の中で
広島行きの新幹線を予約しようとしていた。
「会場は大阪でしょ!」と妻の言葉に我に返る。
危ない!危ない!!私は間違って
全く反対方向の 新幹線を予約しそうになっていた。
いくらITが進んでも、使う人間の頭が
錆びてしまっては?
こればっかりは、どうにもならない!!
今朝の私が、広島行きの新幹線を
予約するのは間違っていない。
7月から開催されていたSJCDの小濱先生の
広島SJCD主催の前歯部インプラントコースが
今日を持って最終日となった。
今回は参加者全員が、インプラントの症例発表をすることになっていた。
小濱先生のインプラントコースでは私は、多くの友人を得ながら、
多くの学びをした。
毎回の小濱先生の講義は本当に素晴らしく
理解出来ないことは、その場で質問をしながら
和気藹藹とした雰囲気の中、講義は進んだ。
しかし、私がこのコースの中で一番学んだことは
自分の症例発表を通じてのことだったと思う。
事前にきちんとした資料を採得する。
その資料をもとに、きちんとした診断をする。
診断の結果、治療方針は担当医が決定する。
それを患者さまに説明して、患者さまの意向も
考えて、最終的な治療方針、治療計画が決定する。
しかし、現実は予期せぬ事柄の発生で
計画通りに進まないことも多い。
1つの症例を作り上げて、人前で発表することは
本当に大変なのだが、凄く大きな学びに繋がると
私は今回大いに実感した。
私の発表は3番目だった。
資料が伴っていない「いい加減」な発表にも関わらず
広島SJCDの先生や小濱先生から多くの生きたコメントを頂く。
その言葉をしっかりと胸に刻む。
講演会の参加するのは簡単だが
一番大切なことは、その講演会を通じて
いかに自分が変化することだと私は思う。
翌日から自分の臨床や行動が、実際に大きく変化しないと
休みの日を返上して、わざわざ講演会に参加した意味がない。
その意味では、今回の症例発表は私の中で
大きな変化を示してくれたと感謝している。
小濱先生は私に「CADCAM、インプラント、審美」
の3点を特にしっかりと学ぶように言って下さった。
今回、小濱先生をはじめ、広島SJCDの幹部の先生方には
大変お世話になった。
帰りの新幹線の中で私としては凄く珍しく
車内で缶ビールを買って自分自身に乾杯した!!
明日から、私は凄く変わる。
それが小濱先生への少しでもの
恩返しになると私は思っている。