「 プロフェッショナル仕事の流儀 」 呼吸器外科医の伊達先生の回
月曜日の朝、
目が覚めると
すぐに窓を開けて
お日様に手を合わせる。
「今週も診療が無事進み、
患者さまが幸せになること!」
お願いをしながら、太陽の光を
しっかりと浴びて、新鮮な空気で
深呼吸!!
さあ、今週も楽しい1週間が始まった!!
月曜日の診療も無事終わり、
夕刊をふと見ていると、NHKの
「プロフェッショナル仕事の流儀」で、
あの、世界の呼吸器外科医の、
伊達先生が放送される記事を読んだ。
伊達先生は、日本で初めて肺移植を成功させた
先生で、現在は京都大学医学部に勤務されている。
その伊達先生、3年前までは岡山大学医学部に
勤務されていて、日本で初めての肺移植も
岡山大学で行われた。
その頃は、地元の山陽新聞に何度も伊達先生の
素晴らしい手術の成功が報道されたものだ。
伊達先生の素晴らしさは、岡山大学歯学部卒業の
私の耳にさえ何度も届いていて、夫婦ともども
本当に素晴らしい人だと多くの人から聞いていた。
岡山大学歯学部は、全国の歯学部、歯科大学の中で
最も歴史が浅く、同窓会員の数も最も少ない。
それに比較して、岡山大学医学部は歴史もあり
数々の素晴らしい医師を排出している医学部では
名門中の名門だ。
岡山大学においては、医学部と歯学部の差は
雲泥の差なのだ!!
そんな医学部の中でも、外科は花形であり
私は多くの岡山大学医学部外科出身の先生を
知っているが、態度が大きくて偉そうに
される先生も少なくは無い!
そんな中、伊達先生をいつも笑顔を絶やさないで
腰も低く、彼のことを悪く言う人に私は
合ったことが無く、本当に凄い先生だと、
ずっと尊敬をしていた。
一度、子供の運動会でお会いした伊達先生は
ショートパンツのランニング姿で、走ることが
趣味と聞いたこともある。
忙しい中、自分自身の健康にも
気を使っているのだと感心した覚えがある。
その伊達先生のプロフェッショナルとは?
「アメリカで学んだ肺移植を日本で広めたい!」
「手術は怖い?
手術は慣れた頃が一番危ないんです!」
「プロフェッショナルとは、努力を続けて、
誰にも簡単に真似できない技術を持つこと!」
テレビの中の伊達先生の笑顔は素晴らしかった。
今までの人生が反映されているように
素晴らしいお顔をされていた。
私は放送後、自分の顔を鏡に映してじっと眺めた。
伊達先生と私はどこが違う!!
なぜ伊達先生はあれだけ素晴らしい
笑顔をされているのか?
まずは努力の量が違っている!!
私は本気で頑張りたい!!
50歳からの歯科医師黄金期を前に
残された準備期間は3年しかない!!!