歯科医師の進路
日曜日、同窓会の仕事
がやっと終わり、夕方
自宅に戻り、死んだように眠る!
やはり金土と2日連ちゃんの
飲み会がきつかったか?
2時間後、すっきりと復活する。
私って案外タフ?
今日の日曜日は、同窓会主催の進路相談会だった。
私も相談を受ける立場で参加した。
相談をする先生は、主に研修医の立場の先生。
今、日本で歯科医師になって臨床をするためには
最低6年間の歯学部、歯科大学を卒業して
国家試験に合格する必要がある。
その後、歯科医師の場合、最低1年間の
研修医が義務化された。
歯医者になるもの楽じゃない!!
岡山大学歯学部では、研修医コースは
大学に1年間在籍するコース、
大学に4か月、開業医に8か月在籍するコ-ス
大学に8カ月、開業医に4か月在籍するコース
等がある。
1年間の研修医の後は、大学院に進むものと
開業医に勤務するものに大別される。
今、岡山大学歯学部も大学院大学になったので
大学に残るためには、大学院に進学する必要がある。
私の場合、卒業してすぐに大学に残ったが
1年目は研修医で、2年目から文部教官助手と言う
立場で大学に勤務をした。
恵まれていたと思う。
大学には4年在籍したが、大学院に進んだわけでない。
私の時と、今では卒後の進路が大幅に変わっている。
多くの研修医の先生は、1年後の進路に悩んでいた。
特に女性の歯科医師の場合、大学に6年間、
研修医で1年間、大学院で4年間かかると、
現役で入学して、ダブらないで卒業しても
大学院を卒業すると、29歳になってしまう。
浪人していたり、別途事情で年齢が高い先生は
大学院まで進学すると卒業時、30歳を
優に超えてしまう。
そんな時に問題になってくるのが、女性のライフサイクルの問題だ。
(男性も同じかもしれない?)
女性の歯科医師が、いつ結婚して、
いつ子供を出産するのか?
皆が同様に悩んでいた。
「大学院生で子供の出産はまずいですよね?」
「中野先生は何歳で結婚したんですか?」
「やはり結婚するなら歯科医師がいいでしょうか?」
進路相談は、恋愛相談、結婚相談にまで発展していった。
私が今日一日で感じたことは、歯科医師を雇用する
サイドの我々は、もっと今の若い歯科医師の先生の声に
耳を傾けないといけないと言うこと。
彼ら、彼女らは凄く悩んでいる。