歯医者のユニバーサルデザイン
当院のスタッフが
少しでも働きやすいように
就業規則の見直しを決断。
スタッフが10名以上になると
就業規則が必要になるが
今までの当院の就業規則は歯科医師会から
頂いたひな型に少しだけ手を加えたもの!
言葉が硬すぎるので、若い女性には
ちんぷんかんぷんな内容と思われる。
誰が読んでも理解できる就業規則!
それを求めて関連の本を読み始めるが
この本の言葉も硬い、硬すぎる!!
前途多難である。
昨日の木曜日、知り合いの弁護士の先生のご紹介で、
私はある場所にユニバーサルデザインの勉強に向かった。
ユニバーサルデザイン?
言葉は聞いたことはあったのだが、障害のある方が使いやすい設計!
使いやすいデザイン!バリアフリーとどう違うの?
そんな知識しかなかった私、専門家の方から説明を受けて
目からうろこが落ちる思いをした。
ユニバーサルデザインには下記の7つの
お決まりがある。
1、誰でも使えて手にいれることが出来る(公平性)
2、柔軟に使用できる(自由度)
3、使い方が簡単にわかる(単純性)
4、使う人に必要な情報が簡単に伝わる(わかりやすさ)
5、間違えても重大な結果にならない(安全性)
6、少ない力で効率的に、楽に使える(省体力)
7、使うときに適当な広さがある(スペースの確保)
見せてもらった事例に、は医療機関のデザインが多く見られた。
例えばトイレの表示1つ挙げてもそうだ!
このサインは、男性トイレか、女性トイレか?
私も過去何度も迷ったことがある。
挙句の果てに、間違って女性トイレに入って
男性用の小便器がなくて驚いて、飛び出したことがあった。
誰も他に人がいなかったのが幸いだったし
天地天命に誓って私は女性トイレにわざと入ったのではないが
同じような失敗をした人は意外に多いと思う。
例えば歯科医院なら、ここにトイレがありますよ!と言う
わかりやすいサインの表示!
トイレの中には、小物入れがあり
バッグを置く場所もあって、心配り、気遣いが
トイレにまで反映している設計!
誰もに全ての人に優しいデザインがユニバーサルデザインの
特徴だ。
医療機関の事例は病院がほとんどで
歯科医院の事例は1つも無かった。
「残念ですね!ユニバーサルデザインで
歯科医院の素晴らしい事例、モデルケースがあれば、一気に歯科の世界に広がる可能性が高いのに!」
「先生の医院がモデルケ-スになりませんか?」
「えっ!私ですか?」
弁護士の先生が私を見るまなざしに
大きなチャンスを感じた。
面白いかも?
ユニバーサルデザイン。
しかし、シャンプーとリンスの容器の違い
皆さん、知っていましたか?
私は恥ずかしながら知りませんでした。
これも代表的なユニバーサルデザインです。
シャンプーとリンスの容器の違い!
答えは????