英語が聞こえる耳
同窓会の会議のために
診療後、歯科医師会館へ向かった。
いつものように車でなくて
初めて自転車で向かう。
風が強く思ったより、時間がかかる。
車なら10分か15分の歯科医師会館が
自転車では30分弱も掛かってしまった。
やはり脚力、筋力の弱さからか?
自転車の道も甘くない!!
昨日の木曜日に、今まで加入しているのだがほとんど
活用が出来ていない教材や、会員性組織をいくつか解約した。
その中のひとつは朝日新聞が月刊で発行している
月刊「英語が聞こえる耳」だ。
私はそれこそ、大学時代から英会話をマスターしたいと野望を持っていて
大学2年の時は、サンフラシスコに1か月ホームステイした。
(このホームステイを、私は自分の履歴書には、アメリカ短期留学と詐欺のように書いている!)
開業してからも、数年間週に1度だけだがマンツーマンの英会話教室に通っていた。
また一時は、NHKの英会話のラジオを聴き続けて時もあった。
私の野望は、アメリカの歯科の学会に参加しても、ネイティブな英語が聞き取れて、その場でアメリカ人の歯科医師とディスカッションができること。
また、当診療室に、もし英語が母国語の方が来院されても
その方が、ストレスなく?英語で、院長の私と会話ができること。
その2点を目標として、私は頑張ってきたつもりだ。
当院に来院された、英語が母国語の方には、私は基本的にスタッフに笑われようが、例え、本人から発音の間違いを指摘されようが、それでも基本的に英語で話しかけてきた。
しかし、肝心の英会話は、診療や他の仕事が忙しくなって、週に1度が、1か月に2度になり、ついには数か月休学して、結局、半年以上前にやめてしまった。
NHKのラジオなんてテキストすら最近では買わなくなってしまった。
そして、私の英語教育の「最後の砦」だった朝日新聞の「英語が聞こえる耳 」も
昨日ついに朝日新聞に電話して断ってしまった。
朝日新聞の某営業所に電話をすると、聞きなれた声が聞こえた。
その声は、いつも当院に来院されるSさんだった。
「岡山市矢坂東町のなかの歯科の中野ですが、「英語が聞こえる耳 」の購読を
やめたいんですが!」
「中野先生ですね!いつもお世話になります。」
こんな時、知り合いが電話に出ると結構恥ずかしい!
「すみません、実は「英語が聞こえる耳」のCDずっと買っているですが
忙しくて実は一回も聞いていないんです。やめてもいいでしょうか?」
恥を忍んで、妻でさえ知らない事実を述べる。
「わかりました!それでは来月よりやめる手続きを取ります。」
ふっ!これで全てが終わった。
やるせない思いを感じる。
大丈夫だ!当院もスタッフが成長している。
英会話なら歯科衛生士のOさんの英会話の実力が最近メキメキと上達している。
既に、私の英語能力なんて彼女の足元にも及ばない。彼女に英語は任せよう!!
45歳の私は、私はもう英語にかまけている暇はない!
最近、PCで文章を打つためか?手書きで文章を書くとき
最近の私は、本当に漢字が出てこなくなってしまっているのだ。
英語の前に、漢字がきちんと書けるようにしたい!
だって、私は日本人で、日本語を母国語として生活をしているのだから!!