ランチェスター経営
修学旅行から帰った娘に
色々とお土産をもらう。
それがとてもうれしい!
家族の中で私にだけ土産がないと
どうしよう?と少しだけ不安に思っていたからだ。
海外に行こうが、どこに行こうが
ほとんど土産を買わない主義の私は妻から責められる。
「だって、何でもどこだって帰るんだもん?」という言い訳は
今後我が家では通用しない。
先日、ある経営コンサルタントの方の訪問を受けた。
その方の名前は羽山先生!
本を何冊も出版されている羽山先生は
ランチェスター経営がご専門で、あのランチェスター竹田先生の
1番弟子とも言われている。
(別の意味で竹田先生の一番弟子の栢野さんに本の出版の
手ほどきを受けた私は、ご縁を感じずにはいられない!)
今では九州で病院経営のコンサルタントもされていると聞いた。
そんな有名な先生が、なぜ当院に来られて、私に取材を?
「歯医者はワーキングプアと呼ばれていて、年収300万とも言われていますが現状はいかがですか?」
羽山先生のインタビューはいきなり厳しい直球勝負で始まった。
私は優れたインタビュアーは、その人の長所をうまく引き出す能力があると
思っている。
そのために、私は羽山先生の取材から、当院の強み!長所を再発見したいと思っていた。
自分の強み長所は、不思議な事に、自分では気がつかないものだ。
羽山先生のインタビューは3時間30分を過ぎた。
その話のほとんどが、当院のホームページに関するものだった。
凄い事に羽山先生は当院の全てのホームページを全部
印刷して事前に目を通されていた。
カバンから出されたその印刷物は、電話帳何冊分に相当する厚みがあった。
当院の長所、優れている点は、やはりホームページなのか?
「先生、このホームページの文章は誰が書かれているのですか?」
羽山先生の手元には、私がシャレで書いた「馬鹿の壁」のパロディの
「シカの壁」が握られていた。
「この文章を、歯科医院の先生が読むと、ビジネスの原理原則が理解できるはずです。」
えっ!ビジネスの原理原則?そんな難しいことは???
「この文章をすらすらと書かれるなんて、中野先生は相当勉強していらっしゃる!!」
誉められると、どこまでも高く木に登る私!!
人間には、色々と得意な分野がある。
人前で話すこと、ライブが最高にうまい人!(私は絶対ここには当てはまらない)
文章にしてまとめることが、最高にうまい人!(羽山先生は間違いなくここ!)
音楽や絵画で伝えるのが、最高にうまい人!!(私はカラオケは大の苦手!)
そうか?当院の長所は、ホームページからの情報発信か?
ではその分野で日本一を目指して頑張ろう!!
そう思った私は昨夜から、新しいホームページ作りに取り掛かった。
これから1ヶ月以内で、私は3つの新しい携帯サイトと
2つの新しいPC用のホームページを立ち上げる。
何、難しいことは無い!!
私は、しゃべりは下手くそだが、自分の思いを書き綴ることは
決して苦痛を伴わない!!
しかし、そこには1つだけ大きな問題があった。
私は未だにブラインドタッチはできない!
ワードなどの文章を打ち混むのは、凄く遅い!!
横で妻が見ていると、「よくそこまで間違えるわね!」とあきれられる。
そんな私に強力な助っ人が現れた。
「その名はスピーチドラゴン!」PSソフトだ。
これはキーボードに打ち込まなくても、マイクに向かってしゃべるだけで
機械が勝手に私の声を文章にしてくれるのだ!!
こりゃー、すげー!!
今日のブログも実はそのスピーチドラゴンで打ち込んだ。
そしてあきらめた。
手書きの方がよっぽど早い!!