サンフランシスコからロスアンジェルスへ!
GW明けの最初の診療日!
急患の方からに電話が朝から
鳴りっ放し!
スタッフの頑張りで何とか1日が無事に終わる。
しかし私は歯医者の仕事が本当に楽しい!
シンガポールより、サンフランシスコより、ロスアンジェルスより、
私は岡山の今の歯科医院で診療をすることが一番楽しい!
サンフランシスコのパレスホテルは便利な立地にあって、
目の前がすぐ地下鉄の駅である。
今回は一人旅で荷物も少ないので、
帰りは空港までは地下鉄を利用することになった。
タクシーなら空港まで40ドル、でも地下鉄なら5ドルと激安である。
早めに空港へついたつもりが、セキュリティが大混雑でゲートに着いたのはギリギリの時間になっていた。
アメリカは国内の飛行機の価格がとても安い!
今回利用したユナイテッド航空はサンフランシスコからロスまで
片道3500円ほどの料金だった。
(税金や他の費用を入れても5300円!)
日本で大阪から東京まで5000円で果たして行けるか?絶対ムリだ。
(日本の航空運賃も、グローバルな波に乗らないと、いつかは外資に食われる。)
ロスの空港に到着してハーツレンタカーへとバスで向かう。
サンフランシスコとロスの一番大きな違いはその街の広さだろう!
ロスは果てしなく広い!いちいちタクシーを利用していたら
あっという間に有り金を全て使ってしまう!
だから移動にはレンタカーが一番便利だ。
今回の旅では小さなトラブルが出てきたのだが、
その1つは携帯電話のトラブルだ。
成田空港で充電池まで仕込んでいった私の海外携帯は、
なぜかアメリカではいつまでも圏外のままで、
単なる無駄な小さな箱になってしまった。
ウエストハリウッドのホテルまでも、レンタカーには今では日本語対応のナビがあるので、ノープロブレム!!
部屋に荷物を置いて、見学先の歯科医院に向かおうと思っていたら、
チェックインがすぐに出来ないらしく、ロスで食事の約束をしていたCさんに電話をすることすらなかなか出来なかった。
コリアタウンのH先生の診療室は3年前にセミナーで伺った。
今回はまずはH先生の診療室を見学する予定だった。
チェックインまでに時間があるので、H先生の診療室まで車を飛ばして、場所を確認した。
3年前の記憶だけに頼っていた私だが、鼻が利くというか?
広いロスで自分で車を運転してH先生のオフィスを探し当てた。
ナビではない!自分の鼻で探し当てた。
しかしコリアタウンはますます凄いことになっている。
大きなビルが新しく立ち並び、ハングルの看板は一層に増えている。
凄い!コリアンパワー!!
H先生の診療室の近くの韓国料理は、在米韓国人のお客さんで昼間とはいえ大繁盛していた。
ここでは韓国語が飛び交い、キムチの小皿も飛び交っていた。
「アンニョンハセヨ!!」
「アガシ!ビビンネンミョン、ハナ チュセヨ!!」
「私は、今いったい、どこにいるんだろう?」
辛い冷麺で口の中を真っ赤にしながら私は独り言を呟いた。
今回のロスのホテル選びは難航した。
ビバリーヒルズのペニンシュラやビバリーヒルズホテル等の高級ホテルは、円高とはいえ、1泊60000円以上する。
仕事での利用で、それも一人のため、そこまでお金を掛けるわけには行かない。
ウエストハリウッドに歴史のある面白いホテルを見つけた。
それが「サンセットタワーホテル」だった。
ウエストハリウッドはハリウッドの西の地区になるが、サンセット通り沿いには、有名なナイトクラブが立ち並び、ハリウッドスターやセレブが夜遊びする街だと聞いた。
ブリトニースピアーズやヒルトン姉妹に会えるかもしれない。
よこしまな理由でホテルを決めた。
ホテルにチェックインして、Cさんにホテルの電話からやっと連絡がついた。
Cさんからの報告は予想外だった!
「今日の午後のロスのH先生の歯科医院の見学は無理」
今日はH先生が診療室に出ない日であるし、どうして本人が直接電話を掛けないで代理のあなたが電話する?とH先生にCさんは怒られたらしい!
電話では、英語で用件をきちんと伝える自信が私にはなかったので、代理の電話をお願いしたのだが、失礼なことをしてしまい、双方に迷惑をかけたようで、申し訳なく思った。
大切なことは自分で責任を持って行動しないといけない!と肝に銘じた。
午後の時間が空いたので、Cさんとの夕食の約束の時間まで、
ホテルのスパとプールでのんびりと過ごす!
最近ハリウッドでは大のスパブームで至る所にスパが出来ている。
ホテルのスパはヘアサロンの運営だったが、ブロンド美人のDさんのマッサージはファーストタッチで、素人の域を出ないことがわかり、120ドルを無駄にしてしまった。
その後、プールへ行くも、白人のゲストの冷たい視線は私には痛かった。
このホテルでは日本人の姿はもちろん、黒人のゲストの姿も、有色人種のゲストの姿は1人も見られない、ヒスパニッシュ系の多くの人が肉体労働で裏方で働いていた。
何となく大きな人種差別のピラミッドを感じる。
そう私は日本人!日本人の歯医者だ!!
胸を張ってハリウッドのホテルのプールで私は勝負をしたかった。
でも私には横の金髪の女性がブラの紐を解いて、 うつ伏せで日光浴をしている姿が
気になって気になって、仕方が無かった!!