サンパウロでオールオンフォー、ザイゴマインプラント研修 その7
今回はアメリカ人がほとんどでフロリダの先生が多かった。
講義の英語は速すぎてキャッチするのが
本当に大変だった。
しかし、日本から39時間かけて
数百万円の費用をかけて来ている私は
いつものように最前列のど真ん中で講義を受けた。
講義は70%程度は理解できたのだが
一番困ったのは講師の先生が
時々少しエッチな卑猥なギャグを英語で挟むこと
私は日常会話は少しは理解出来るものの
男性のあそこを英語でどう呼ぶかは知らない
何となく理解できるような出来ないような?
アメリカ人の先生に釣られて卑猥なギャグに
1拍子も2拍子も遅れて笑う私だった。
昼のランチはサンパウロ1と呼ばれる
お寿司の高級店
注文の仕方が半端でなく驚く。
お客さんもハイソな方が多く
寿司にはブラジリアンスタイル寿司が
あることを私は初めて知った。
午後からは模型実習
参加していた先生の中で実際に
ザイゴマインプラントをしている先生は
私と後2名の計3名の先生しかいなかった。
その上に私は模型実習のスピードだけは
誰にも負けない自信があった。
アメリカの先生は日本人より手先の器用さでは
劣るはす。
しかし、そんなイメージは過去のものであった。
アメリカの若い先生も後から合流した
韓国の若い先生方も、模型実習のスピードが
とても早くて正確だった。
驚いた!ここに来ているのは超エリートの
歯科医師ばかりだろうか?
仲良くなるうちに先生方の年齢を聞くと
30代の先生の姿が多かった。
もうすぐ3人目の子供が生まれるとか?
自分の子供は1歳とか?
新しい彼女がどうのこととか
スマホの写真を見せて楽しそうに話している。
超エリートのスーパードクターは
韓国人の先生もトルコ人の先生も含めて
英語もパーフェクト
その上コミュニケーション能力も高く
直ぐ皆と打ち解けていった。
私ともう一人のM先生は除いて
食事会の会話は歯科診療のことと
家族の会話に終始されていた。
宗教と政治の会話はしない方が良いとは
聞いていたが、先日終わったばかりの
アメリカ大統領の話題を誰も一言も
出さなかったことに私は驚いた。