なかの歯科・矯正歯科クリニックの院長、中野浩輔です。
今日は「ボトックスと歯科治療」についてお話しします。
ボトックス、正式にはボツリヌス毒素、は近年歯科分野でも
注目されていますし、当院ではオールオン４やインビザラインを
受ける方の初回は無料で施術しています。
。

ボトックスとは
ボトックスは、ボツリヌス菌から抽出されるタンパク質で、
筋肉の動きを一時的に弱める効果があります。
美容分野で広く知られていますが、歯科領域でも
特定の症状の治療に利用されています。

歯科治療におけるボトックスの使用

顎関節症の治療：

顎関節症は顎の痛みやかみ合わせの問題を引き起こすことがあります。
ボトックスは顎の筋肉をリラックスさせることで、これらの症状を
軽減するのに役立ちます。

歯ぎしり（ブラキシズム）の管理：

強い歯ぎしりは歯の損傷や顎の痛みを引き起こすことがあります。
ボトックスは筋肉の緊張を和らげ、歯ぎしりを軽減する
効果があります。

顔面の美容治療：

ボトックスは、顔面の美容的な問題にも対応します。
例えば、過度に露出する歯茎（ガミースマイル）の調整に
用いられることがあります。

ボトックス治療のメリットと注意点

メリット：

非侵襲的で、比較的簡単に施術できます。
筋肉の緊張を和らげることで、痛みや不快感を軽減します。
当院の多くのスタッフは実際に自分でボトックス治療を
受けています。小顔になったスタッフもいます。
私の顔は残念ながら大きなままでした。

注意点：

ボトックスの効果は一時的で、1年後には再治療が
必要になる場合があります。
すべての患者様に適した治療法ではありません。
個々の症状や健康状態によって適応が異なります。

まとめ
ボトックスは、特定の歯科疾患や美容的な問題の治療において、
効果的な選択肢の一つです。
しかし、治療前には専門の歯科医師としっかりと相談し、
リスクとメリットを総合的に評価することが重要です。

なかの歯科・矯正歯科クリニックでは、患者様一人ひとりの
状態に合わせて最適な治療を提案し、サポートしています。

ボトックス治療についてのご質問やご相談がありましたら、
お気軽にご連絡ください。

岡山の歯医者
「なかの歯科・矯正歯科クリニック」 院長中野 浩輔

• 昭和62年3月 岡山大学歯学部 卒業
• 昭和62年4月 岡山大学歯学部第一補綴科 研修医
• 昭和63年4月 岡山大学歯学部第一補綴科 文部教官助手
• 平成4年4月 「なかの歯科クリニック」を開設

当院は、岡山市北区矢坂東町での開院当初から3つのスローガン「待たせない」「痛くしない」「よく説明する」を掲げた歯医者作りをしています。