なかの歯科・矯正歯科クリニックの院長、中野浩輔です。今回は、「正しい歯磨きの方法」についてお話ししましょう。歯磨きは口腔衛生を保つ基本であり、正しい方法で行うことが重要です。

正しい歯磨きのステップ：

1. 歯ブラシの選び方：

   • 柔らかめか普通の硬さの歯ブラシを選びましょう。硬すぎる歯ブラシは歯や歯肉を傷つける可能性があります。
   • 歯ブラシのサイズは、口腔内で操作しやすいものを選びます。奥までしっかりと届くように小さめのヘッドのものです。

2. 歯磨き粉の使用：

   • フッ素含有の歯磨き粉を使用しましょう。フッ素は虫歯予防に効果的です。
   • 大人用と子供用の歯磨き粉を適切に選び、使用量に注意します。

3. ブラッシングの手順：

   • 歯ブラシを45度の角度、または垂直の角度で歯肉に対して傾け、横に小刻みに震わすように優しく磨きます。
   • 歯の表面だけでなく、噛み合わせ面や歯と歯の間も丁寧に磨きましょう。
   • 上下の歯をそれぞれ2分ずつ、合計4分間磨くのが理想です。4分間は結構長いです。

4. 舌の清掃：

   • 歯ブラシの裏側や専用の舌クリーナーを使用して、舌の表面も清掃します。

5. 仕上げのすすぎ：

   • 歯磨き後は、口を水で軽くすすぎます。ただし、フッ素の効果を保つために、すすぎ過ぎないようにしましょう。

注意点：

• 磨き残しのないように：歯の裏面や奥歯、歯と歯茎の境界にも注意し、磨き残しがないようにしましょう。
• 力の加減：強く磨き過ぎると歯肉を傷つける原因になります。優しく磨くことが大切です。
• 定期的な歯ブラシの交換：約２ヶ月ごと、またはブラシの毛が広がったら新しいものに交換しましょう。

正しい歯磨きの効果：

• 虫歯や歯周病のリスクを減らします。
• 口臭を防ぎ、口腔内を清潔に保ちます。
• 全体的な口腔健康を維持することができます。

なかの歯科・矯正歯科では、患者様一人ひとりに合わせた歯磨き指導を行っております。正しい歯磨き方法について不安や疑問がある方は、お気軽にご相談ください。皆様の健康な笑顔をサポートするために、日々努力を続けております。

岡山の歯医者
「なかの歯科・矯正歯科クリニック」 院長中野 浩輔

• 昭和62年3月 岡山大学歯学部 卒業
• 昭和62年4月 岡山大学歯学部第一補綴科 研修医
• 昭和63年4月 岡山大学歯学部第一補綴科 文部教官助手
• 平成4年4月 「なかの歯科クリニック」を開設

当院は、岡山市北区矢坂東町での開院当初から3つのスローガン「待たせない」「痛くしない」「よく説明する」を掲げた歯医者作りをしています。