JIADS
歯科医療はサービス業か?
それとも、やはり医療業なのか?
スタッフの間でも見解は分かれるところで
特に経験の長い専門スタッフほど、歯科医療は
サービス業ではないと言い張るのだが!
私は全ての人に対する職業はサービス業だと思っている!
私は10年以上前にJIADSと言う半年間に及ぶ講習を受講した。
その当時、歯周病治療には当たらしコンセプトとして切除療法
いわゆるアピカリーポジションドフラップと言う名前の切除療法の術式が
専門誌を華々しく飾り、予知性のある歯周病治療と言う
「予知性」と言うキーワドが歯科業界を席巻した。
当時のセミナーのタイトルは面白いように「予知性の高い、、、」と言う予知性と言う言葉がついていた。
その予知性という言葉を日本で広めたのも、アピカリーポジションドフラップを日本で紹介したのも、JIADSの小野先生と言う優れた先生だ。
小野先生は九州で開業したいたのだが一念発起してアメリカに渡り
元アメリカ歯周病学会会長のドクターネービンズに指示して最新の歯周病治療を学びそして帰国した。
私はその小野先生から歯周病治療を学んだ。
そして12年前には岡山にその小野先生をお呼びして、250名の歯科医師を集めて講演を企画して大成功を収めた。
しかし時代は変わり、今では悪いところは切り去る切除療法ではなくて
失った骨や歯ぐきを再生させる歯周病再生療法にトレンドは移行している。
当院でも10年前は切除療法を主に行っていたのだが、今では
少しでも失った組織を再生するような再生療法に手技のほとんどが移行している。
昨年のロスアンジェルスセミナーで、私が見学したロスの歯科医院では、最新の成長因子「GEM21」や、エムドゲイン、GTR法、骨移植などの技術を駆使して、最先端の歯周再生の外科処置を行っていた。
一度失った骨や歯ぐきを再生させる技術は過去は最も難しいと言われてきたのだが、GEM21やエムドゲイン、GTRを使えば以前よりかなり素晴らしい結果を出すことが出来るようになっている。
当院でも他院で抜歯しか方法が無いと診断された患者様の進行したにも歯周病にも、GTR法やエムドゲイン、GEM21を使って素晴らしい結果を得ている。
岡山大学歯学部でも私の先輩の高柴教授が、再生療法の研究に従事している。
本当にあなたの歯を抜歯するしか方法はないのか?それとも再生できるのか?
ぜひ安易な決断をする前に色々な歯科医院でセカンドオピニオンを求めてもらいたい!
セカンドオピニオンといって今通っている医院の他の先生に意見を聞くことは患者様の守られた権利である。
その権利をとやかく言う医師や歯科医師は私は失格であると思っている!!
珍しくまじめなブログで失礼!!