連休明けなので
予約外の急患の方がむちゃ多し！

今日は最後までバタバタする一日だった。
スタッフの頑張りに心から感謝！

昨日の休日は私は大阪で開催された
あるインプラントのセミナーに参加していた。

スタッフ数名は岡山で開催されたインプラントアシスタントセミナーに参加した。

私が参加したセミナーの大きなテーマは
「抜歯即時インプラントについて考える！」

虫歯が進行したり、歯根破折といって歯の根っこが折れてしまって
不幸にして歯を抜かないといけない方は多い！

その歳、今までは抜歯をしてその傷跡が治ってから
ブリッジやインプラントを行う場合が多かった。

しかし今では「抜歯即時インプラント」と言って抜歯をしたその日にインプラントまで挿入することが多くなっている。

歯を抜くことと、インプラントの治療を別の日にすると
患者様は最低でも２回痛い思いをしなければいけない！

しかし抜歯即時インプラントでは。歯を抜いたその日にインプラントまで
入れるので麻酔もオペも１回で済むのだ。

また通常のインプラントより、抜歯即時インプラントは
腫れないし痛くないと言われる。

それ以外に抜歯即時インプラントは大きなメリットがある。

歯を抜くとその場所の骨は必ず吸収する。
インプラント治療に大切な骨が吸収することは決して患者さんにとってはプラスでは無い。

歯を抜いたその日にインプラントまで入れることで骨の吸収を抑えることが出来るのだ。

患者様にも歯を抜いたその日に新しい歯を入れることは大変喜んでもらえるので抜歯即時インプラントをする機会も大変増えてきている

「抜歯即時インプラント」は以前参加したあるセミナーでは術式が簡単と紹介されていた。
しかしこの処置は決して簡単ではない！

骨ある所に普通にドリルで穴を開けてインプラントを入れる方がよっぽど
簡単な術式だと私は思う。

今回のセミナーは私の今までの経験を再確認する上で大変役に立つセミナーになった。

今回のセミナーでもう一点強調されていたのが「ＣＴ撮影」について！
演者となる先生の多くがＣＴを医院に持っている、もしくは年内に購入予定と言われる。

歯科用ＣＴは最近では業界最大手のモリタが新機種を出したが
お値段は２５００万円する！

２５００万円である！

当院はそこまで裕福ではないので近くの外科の先生にお願いして
インプラントの前にＣＴ撮影することも多い！

私が１年前の５月にロスアンジェルスで開催されたインプラントセミナーに参加したときに、講師の先生から韓国製の歯科用ＣＴを一緒に買わないかと打診された。

その時の値段が１５００万円だった。
無茶苦茶迷った挙句に私は予算の関係で購入をあきらめた。

その韓国メーカーの歯科用ＣＴが日本の某最大のインプラントメーカーから
最近新たに発売された。

その値段は２０００万円！

何と５００万円近くも値上がりしている！
しかしモリタの機種より５００万以上も安い！！

歯科医院経営も楽ではない！！

岡山の歯医者
「なかの歯科・矯正歯科クリニック」 院長中野 浩輔

• 昭和62年3月 岡山大学歯学部 卒業
• 昭和62年4月 岡山大学歯学部第一補綴科 研修医
• 昭和63年4月 岡山大学歯学部第一補綴科 文部教官助手
• 平成4年4月 「なかの歯科クリニック」を開設

当院は、岡山市北区矢坂東町での開院当初から3つのスローガン「待たせない」「痛くしない」「よく説明する」を掲げた歯医者作りをしています。