土曜日曜の２日間
東京の友人家族が岡山に初めて
遊びに来ることになった。

２人のお子様は小学生と幼児！

さて、あなたなら岡山のどこを案内するだろう？

土曜日の診療は、ラストの４時半の方の診療が終わり次第
私は一人だけ先に上がり、友人家族の待つホテルへ
お迎えに伺うことになっていた。

「岡山らしいところ！」「土曜日の５時！」「夕食は午後７時半に城下近くのレストラン！」

となれば答えは明白であろう！

私は車に友人の家族を乗せて「後楽園」に向かうことになった。

後楽園は水戸の偕楽園と金沢の兼六園と並ぶ日本３大名園の１つなのだ。

しかし私が友人家族を後楽園に案内したかったのは
ココだけの話であるが「実は後楽園はパワースポットだからだ！」

後楽園の中にはエネルギーが溢れていて
敏感な方はそのエネルギーを感じることができて元気になると聞く！

私の友人の奥様はかなりスピリチュアルな方と聞いていたので
まずはこの岡山のパワースポット後楽園を見学することにした。

土曜日の私の診療が延びに延びて終わったのが５時２０分になっていた。
慌てて携帯に遅れる旨を連絡してホテルへと急いだ。

ホテルの前で友人家族を車に乗せて後楽園と向かう。

「この後楽園は実はパワースポットなんですよ！」
「えーーっ！そうなんですか！！早く行って見たい。」

車の中の私の前振りは順調で、パワースポットへＧＯ！と
車内は早くも盛り上がってゆく！

新鶴見橋を右折して後楽園の敷地に入って行くも
何だか先日と感じが違う！

先日、私は台風が来る中、土曜日の診療後
この後楽園を下見に来ていた。

その時は台風の接近で「幻想庭園と言う夜間のライトアップこそ
中止になったものの、お茶屋さんで食べるぜんざいも吉備団子も
私はきちんと下見、いや味見までしていた。

駐車場は閉まっていた！
時間を見ると午後６時半までしか利用できないと書かれていた。

車を止めて急いで入り口へ走る私！

チケット自動販売機も既に全てシャッターが下ろされていた。

時間を確認すると９月からは閉園は午後の６時と書かれている。

今の時間は？

時計を見ると午後５時５０分！

しまった！閉園時間を調べていなかった！

でも６時までまだ１０分あるのに、なぜ入れない！！

もともと自分が約束の時間に大幅に遅刻したことを
すっかり忘れて、後楽園のせいにするひどい私！

「いやー！ごめんなさい！閉園の時間が変わっていたみたい！！」
と友人に頭を下げながら、
頭の中では「このリカバリーは？どう打つ？？」と
素早く脳みそを回転させる。

「パワースポット？」

そう言えば吉備津神社もパワースポットと聞いたことがある。
最上稲荷は？

よし吉備津方面に向かおう！！

土曜日の夕方の国道１８０号線はかなり道が込み合っていた。
普段、車にほとんど乗らない私は渋滞の事情がわかっていなかった。

吉備津神社が見渡せる高い陸橋に上がった時に
吉備津神社の本殿に松本組の工事中のテントが張られている事に
気がついた。

まずい！ここもダメか！！

車をもう少し西へ走らせて走らせて
辺りが真っ暗になった頃、私達はようやく最上稲荷に到着した。

「この最上稲荷は商売の神様でご利益は抜群！」
私の車の中の前振りも少し、いやかなりトーンダウンしていた。

小学生と小さな子供を連れて私達は最上稲荷の境内に向かった。

時計を見ると６時４０分！
辺りはかなり日が暮れている。

しかし私達以外に境内には、祈願成就を

「きがんせいじゅ」と、大きな声で言っている

受験生２人組しかいなかった。

どこがパワースポットじゃ？

岡山の歯医者
「なかの歯科・矯正歯科クリニック」 院長中野 浩輔

• 昭和62年3月 岡山大学歯学部 卒業
• 昭和62年4月 岡山大学歯学部第一補綴科 研修医
• 昭和63年4月 岡山大学歯学部第一補綴科 文部教官助手
• 平成4年4月 「なかの歯科クリニック」を開設

当院は、岡山市北区矢坂東町での開院当初から3つのスローガン「待たせない」「痛くしない」「よく説明する」を掲げた歯医者作りをしています。