リッツカールトンホテル東京
土曜は歓送迎会!
日曜と月曜の連休は朝食ミーティング!
昼食ミーティング!!その上にアフタヌーンティミーティング!!!
何かを飲みながら食べながら3日間でいったい何名の方と
お会いしたか?
恐る恐る体重計に乗れば「オーマイガーッ!!」の現実がそこにある。
2年前私は40台で3ヶ月間で10キロのダイエットに成功した。
そして2年間でジワジワと9キロのリバウンドを味わっている。
90%が戻った事実よりも9キロも太った事実が私には痛い。
日曜日はセミナーを終えてミッドタウンへと移動した。
そして私達としては初めてのリッツカールトン東京へチェックインをする。
定価で正札でホテルに宿泊するのは何年ぶりだろう?
リッツカ-ルトン東京に関しては、余りよくない噂を耳にしていた。
先日のセミナーでの神田昌典さんもカシータの高橋さんも
余り素晴らしいコメントは述べていなかった。
何せ料金が高い!
4人でお茶を飲むだけで1万円札が飛んでゆく!
期待は膨らみ、期待以上のサービスを受けないとそれが不満へと繋がる。
今回私はチェックインの時にあるお願いをした。
「実は私は岡山で歯科医院を経営しています。
今回リッツカールトン東京にはサービスを学びにやってきました。
ぜひ御社のラインナップ(朝礼)を見学させてください!」
フロントのスタッフからの素晴らしい連携でフロントオオフィスマネージャーのFさんが30秒後には私たちの前に来られていた。
「了解しました、ただしご存知とは思いますがラインナップはバックヤードで行われますし、お客様の個人情報の件もありますから、普通は見学はお断りしています。
大至急確認してお部屋に連絡させて頂いてもよろしいでしょうか?」
部屋にチェクインした30秒後に部屋の電話が鳴った。
「明日の10時にロビーにお越し下さい。マネージャーのラインナップをどうぞ見学なさってください!!ただしマネージャーのラインナップは全て英語で会話されます!」
凄いスピード!!ここのホテルも「Noー!」と言わないのか?
リッツカールトンラグナニゲルのクラブフロアで私達のリクエストに
必ず「マイプレジャー!」そのリクエストにお答えするのは
私の大きな楽しみです!と答えたスタッフの言葉が記憶に蘇る。
翌朝の10時にロビーで私達はFさんの案内でスタッフ専用の扉から
ドンドンとバックヤードの奥の奥まで進んでいった。
昨日のカシータのカシータツア-もそうであるが
バックヤード、裏の面は誰でも見られたくはないものだ。
それを見学させてもらえる度量の深さにまずは感謝!!
マネージャールームには各セクションのトップマネージャーが集まっていた。
そこで行われるリッツカールトンのラインナップ(朝礼)とは?
私はビデオやDVDで見たリッツカールトンの秘密は
このラインナップにあると見ていた。
それだから何とかしてそのラインナップを
そしてリッツカールトンの秘密を見学したかった。
私達の紹介から始まった。
自己紹介を私は英語で行った。
ブロークンでも構わない!私のリッツカールトンに対する熱い思いを私は英語で語った。
ラインナップの最初は昨日頑張ったスタッフに副総支配人から「ファーストクラスカード」が贈られた!それをもらったマネージャーの方々のうれしそうな笑顔が眩しい!
誕生日を迎えたマネージャにはプレゼントが!
世界中のリッツカールトンに毎日配信されるFAX「WOW ストーリー」には
世界中のリッツカールトンホテルから実際にあった感動の話が!
そして全てのスタッフが手に持つカードがあの有名なクレドカード!!
私達は今ここで凄い体験をしている。
リッツカールトンの秘密はやはりここにあった。
スタッフの笑顔、感動、喜びが自然と生まれる仕組み。
これを毎日継続することで生まれる企業理念、いや企業文化!!
私はその段階で既にリッツカールトン東京のコアなファンになっていた。
私達はマネジャーのFさんの好意でチェックアウトの時間を少し遅らせてもらっていた。
午後1時前にフロントに行くとリッツカールトンホテル総支配人のリコドゥブランクさんがフロントに立っていた。
さすがに有名人!チェックアウトされるお客さんがリコに握手を求め
共に写真に納まることを望んでいた。
そして驚いたのはそのリコドゥブランク総支配人が私達の元にやってきて
英語でこう話したのだった。
「あなた達の話は聞いています。私達のラインナップに参加してもらってありがとう!!あなた達がおそらく1時にチェックアウトすると聞いて私は待っていました。」
いやはや驚いた。
鳥肌が立った!!
このホテルはオープン以来ほぼ満室が続いている。
毎日顔の見えないお客様が全国から何百人と来られるのだ。
その中のたった1名の岡山の田舎の歯医者が言った一言!
「リッツカールトンのラインナップを見学させてくれ!!」を総支配人のリコが知っている、そしてそんな歯医者の私の元にわざわざ挨拶に来られる。
そこまできちんとお客さん情報を集めて連絡を取りトップにまで情報がきちんと伝わるシステムとは?いやシステムではない!人間力か??
やはり凄い!リッツカールトンは!!
まだまだ私達はリッツの底力を知らない!!
チェックアウトを済ませた私達の元に昨日からお世話になっている
フロントオフィスマネージャーのFさんが大きな白いファイルを抱えて
やって来られた。
そのファイルには私達のラインナップにようこそ!と言う言葉と共に
最後に取った1枚の写真!!
そしてその写真の下には参加していた全てのマネージャーのサインが手書きで刻まれていた。
感動した!
それしか言えない!!
私はこの経験を当院のスタッフに伝えたい!
そして当院の患者様に伝えたい!!
そして日本全国の歯科医師の先生方に伝えたい!!!
私たち歯科医師ができるサービスはまだまだある。
レストランやホテルからもっともっと吸収すべきなのだ。