悩みの質
昨日はスタッフ2名はハロー歯科へ
私は一人でgdmクリニックを見学!!
森谷先生の分子栄養学をぜひ学びたい。
しかし問屋町の辺りがおしゃれに変身していて
びっくり!
私が19年前に新婚生活を始めた中仙道の
「アブノーマルゆうき」と言う怪しげな名前のアパートは
まだ健在だった。
最近スタッフの退職に伴って当院でも色々な問題点が続出!
体調不良を訴えるスタッフの顔色を見ると涙が出そうになる。
この状況を私が何とかしなければ!この私が!!院長のこの私が!!!
と自分で自分をドンドン追い込む。
しかし、「うまく行く訳無い!!」と言う私の思い込みは
同じ現実を引き寄せて、結果として「うまく行きっこない!!」
そんな悶々としていた昨日、夜開催されたランチェスターの勉強会まで
少しだけ時間があったので先日「Do!IT」から届いた新しいDVDを見てみた。
そのDVDは「感動ビジネス」についての講演会のDVDだった。
私の友人のドリームマスター寄田先生が講師の一人だった。
私はこのDVDを賞味50分だけ見て本当に目からうろこが落ちた。
寄田先生は「患者さんのための歯科医院、患者さんに喜んでもらえる歯科医院」
をずっと作ろうと思っていたがその考え方は間違っていたと言った。
方向性が間違っている!
でもなぜ??
私は今でも同じ思いだ!患者さんに喜びと満足を、そしてできるなら感動を!!
それを大きなモットーとして頑張ってきた。
私は何か間違っているか?
今や時代は顧客中心主義!CS(カスタマ-サティファクション)
顧客満足、患者満足がやはりどんな業界も一番ではないか?
「でも間違っているんです!」と寄田先生は語っていた。
正しい方向性は「そこで働くスタッフに愛される歯科医院」を目指すこと。
歯科医院はチ-ム医療!チーム全体の総合力がその歯科医院の評価となる。
スタッフがただ「やらされ感」だけで仕事を進めていると結果として
患者さんの満足も、もちろん感動など生みやしない!!
「当院のスタッフを私は愛しています。私もスタッフから愛されて
日本一幸せな歯医者です。」
ややもすれば気障な感じや、鼻に付く感じを与えるようなこのセルフも
寄田先生が話せばぜんぜん気障でも何でもない。
そうか、私がずっと悩んでいたのはこの部分だったのか?
患者さんをいつも判断の中心に置くのでスタッフは二の次になっていた。
本当に当院が「ありがとう」の言葉と笑顔が溢れる日本一の歯科医院を目指すならスタッフの遣り甲斐や働き甲斐のことを本気で考える歯科医院でないといけない。
本の少しの方向性の変化が、しばらくぶりに私の感情に平安をもたらしてくれた。
診療後、あるスタッフがパンフレットを持って私の元にやってきた。
「これスタッフ皆で参加しませんか?」
そのパンフレットには「リッツカールトンホテルデザートビュッフェバスの旅」と書かれていた。
私が愛するスタッフと共に岡山からバスで大阪に向かい
私が愛するリッツカールトンホテル大阪に行き
私が愛するデザート、スイーツを食べ放題何て!!
悩みは尽きないが、どうせ悩むなら楽しく悩もう!!
これだけ多くのスタッフに囲まれた院長の私が幸せでないはずがないのだから!!