アンティキサポーリ モンテグロッソ
翌日はレッチェから高速道路で2時間30分もかかるモンテグロッソ村に移動した。
いつもお世話になっている岡山のイタリアンのあるシェフに
プーリアに行くなら、アンティキサポーリモンテグロッソがベストの
レストランと聞いていたからだ。
しかしアンティキサポーリがあるモンテグロッソ村は
レッチェからは2時間30分、バーリからも60分もかかる
小さな村にあった。
イタリア中から、いやヨーロッパ中から、このレストランを目指して
多くの方が来店されていた。
午後のランチは午後1時開始、道に少し迷い10分遅れの到着
しかし、このレストランの立地は凄い。
モンテグロッソ村はイタリアの小さな集落で
ここに世界的に有名なレストランがあるとは?
メニューがイタリア語しかなく、翻訳アプリを使用して頑張るも、
最後はお店の方の薦めるランチのテイスティングコースを
お願いした。
もちろん料理の量、ポーションは少なくするようにお願いした。
実はアンティキサポーリの支店が東京にあり
私たちはこの店に来る前にお試しで東京店には訪れていた。
東京店でも満足した私たちだったが、本店のクオリティは凄かった。
プーリア料理の特徴は、ひたすら小さな前菜をどんどんと出すこと。
最初の5品から7品は、お野菜とチーズだけを使った
プーリアの伝統的な前菜が続いた。
これが優しいお味で塩加減も少なめだが
どれも凄く美味しい。
お店の方のサービスもさすがにこなれていて
申し分ない。
私は車なので飲めなかったのだが
妻のワインはどんどんと次のグラスへと進んでいった。
お客さんはほとんどの方がイタリア人で大勢の家族で
何かのお祝いをされえている方もいれば
ご夫婦で来られている方も多かった。
英語で説明されている方はイタリア以外の
ヨーロッパの方だろうか?
比較的に年齢は高いのが、私たちには心地よかった。
前菜の後は、シンプルな手打ちパスタが1品
その後はお肉料理が2品。
ポーションを少なく頼んで本当に良かった。
他のテーブルの半分の量でも私たちはお腹一杯になった。
デザートはキャンセルしようと言う妻の申し出を断った私、
すぐに後悔した。
その後デザートだけで4品が並んだ。
最近の円安とインフレで海外のレストランは
大変お高い。
ロスのリトル東京のラーメン1杯が2000円
お寿司を食べると数万円で日本の2倍~3倍もする。
そんな中でこのお店のお支払いがランチとはいえ
安すぎてびっくり。
次回は近くのホテルを取り、ディナーで来て
ゆっくりとワインとレモンチェロまで堪能したいと
強く思った。