院長はトムクルーズになるためにジムに通います!
トム・クルーズが映画で来ていた
トップガンジャンパーと同じ
モデルを無料で頂く。
トム・クルーズは私と同級生の59歳!
これで少しは近づけるだろうか?
仕事と妻以外は、趣味も興味も無い私だが
少し前から趣味らしきことをやっと覚えた。
それがボディメイク、ボディビルである。
私は雑誌Tarzanのボディコンテストに
応募して、そして落選した。
ここで負けてたまるか、これからは還暦ボディビルダーを目指そう!
そう思った私は、昔当院で研修医をしていた
筋肉オタクのS先生に教えてもらって
津高のあるジムに通うことにした。
最初にジムの説明をして下さった女性スタッフ
私が勤務先に「なかの歯科クリニック」と書いているのを見て、
「歯医者の中野先生ですか?私の祖母が入れ歯で
本当にお世話になりました!」
といきなりのジャブが飛んできた。
翌日、ジムの使用方法の説明をして下さった
別の女性スタッフ
向こうから「中野先生、、、」と声を掛けられる。
中野先生と言った時点で、私のことを知っている。
「少し前に真善●で一緒に飲んだこと覚えていませんか?」
あーーーーっ!思い出した。
友人のお嬢さんと一緒にいたあの女性か?
ちなみに、私はその女性スタッフのお友達のご両親と
私の妻と食事をしていて、たまたまお嬢様と友人の
この女性と一緒になった。
ここで強烈なフックをもらった。
HIITと言うプログラムで、いつもお世話になっている
インストラクターの若くて可愛いらしい女性の先生からは
「私は先生の歯科の患者なんです、
母に聞くと、私は歯医者さんが小さいときは大嫌いで、
中野先生の所でサングラスみたいなものを掛けて貰ってから
普通に治療が出来るようになったみたいです。
また小さいとき、指しゃぶりをしていたのですが
中野先生が私に一言声を掛けてもらった日から
私は指しゃぶりを止めたみたいです。
先生の所で矯正もして本当にきれいになりました!」
17年前のことを私は覚えている。
今も昔も新しいものが好きな私は
当時SONYが発売したVRゴーグル
のようなものを購入して治療を嫌がる
小さなお子さんに掛けていた。
しかし、たぶん大きすぎて評判が悪く
私の記憶では3人しか使っていないはずだが
この前の女性の顔、何だかはっきりと覚えている。
嬉しい反面、ここでのストレートでノックアウト!
立ち上がれない!
今まで31年間、真面目に真摯に歯科診療に取り組んだ
甲斐があるからと嬉しく思う反面、
このジムで恥ずかしい面を見せる訳には行かないと
強く思う。