R先生が当院に!
前歯2本、1時間かけて
仮歯を作る。
鏡をわたして確認してもらう。
「先生!凄っーい!!」
この喜びの声、明るい笑顔のために私は仕事をしている。
この一言で1週間分の元気とパワーをもらった。
「本当にうれしいお言葉、ありがとうございます。」
昨日の金曜日、大阪の友人R先生と、スタッフの方が当院に見学に来院された。
私はR先生のことが大好きだ。
「男らしい!」、「目標、目的が明確」、「親しみやすい」、「熱く語る」、「酒に強い」
R先生の私が感じる長所は数々あるのだが
一番私が凄いと思う点は「その人間としての器の大きさ」
現役の歯医者は日本で約10万人いるが、ここまで器の大きさを感じる人間はいない。
そのR先生が岡山の田舎の当院にわざわざ見学に来院されるのは
私にとっても当院のスタッフにとっても、誇りでもあり、ラッキーなことでもある。
しかしその反面、心配もあった。
全国の優秀な歯科医院をネットワークで束ねたり、日本有数の大規模歯科医院の
監事もされているR先生は今まで日本中の多くの歯科医院を見学、そして指導をしている。
そのR先生と、スタッフのT先生の目には、当院は、そして当院のスタッフの働きは
いったいどのように映るのか?
大きな心配であった。
しかし、見学に来られるからと言って、何も普段と変える必要はない、自然体で行こう!
そうスタッフに声をかけた。
当院の診療室、スマイルクリエイトゾーン、ホワイトニングルーム、LOHASルームを案内しながら、R先生は矢継ぎ早に私に質問をする。
それも凄く的確な質問を!
やはりこの人は凄い!!
診療後、R先生とT先生を私は夕食に誘った。
ビールを飲みながら、岡山らしい「鰆のたたき」などをつまみながら
楽しい話は続く。
R先生がしきりに私に聞いたことは
「中野先生の5年後の夢って何?」
「じゃー、3年後はどうなっているの?」
「私は歯科の世界でこんなことをしてゆきたい。」
お酒がめっぽう強いR先生とT先生のペースに引き込まれて
ビールのあと、私はなぜか赤ワインを飲んでいた。
アルコールの勢いに助けられて、私の下の回りも軽快になり
本当に気づきの多い、学ぶことの多い夜となった。
大きな器の人間と接すると、こちらの器も大きくなるように感じる。
でも私が、結果を出し続けるR先生の一番凄いと思ったところ!
「それは、夢の大きさの違い!」
この夢の大きさで人生は決まるのか?
私の中で何かが腑に落ちた。