自己紹介セミナー
日曜日の午前中に当院の
新しいアトラクション
「LOHAS ROOM」が完成した。
タカラベルモントの方、リンケージ藤波の藤原さんには
早朝から大変お世話になりました。
これで当院も新たなステージに進めるかと思うと
思わず目頭が熱くなった。
でもここで泣いてはいけない!男の子だもん!!(アタックナンバーワン風!)
今日は家族を花見に連れて行きたかったのだが、なぜか私の手帳には
セミナーの予定がしっかりと刻まれていた。
セミナーのタイトルは「自己紹介セミナー」
私も最近は3ヶ月連続で、歯科医師の先生を対象にセミナーを依頼されている。
そこでも最初は「自己紹介」が必須となる。
元々マイナス思考が強く、人前で話すことに自信のない私は、
少しでも自信が持ちたいと思ったのか?
おそらく自分でも気がつかないうちに、セミナーに申しこんだらしい。
セミナーの開始時間は午後2時!会場は岡山駅西口近く!!
これは大きなチャンスかもしれない?
何がチャンスかと言うと、私は5月のGWに24時間100キロ歩行に挑戦する。
(スタッフには24時間100キロマラソン!と言っている。ちょっとした脚色?)
その練習のお誘いのメールが何度も来るのだが、忙しくて忙しくて
一度も練習に行っていない。
そんな私が初めて練習する今日は大きなチャンスである。
あの松坂大輔が大リーグの本番で勝ち星を上げる前に、オ-プン戦で
大リーグの感触を何ども確かめたように、私にとっては今日の岡山駅までの7キロの歩行は24時間100キロ歩行のオープン戦となる。
私は自宅から7キロの距離にある岡山駅まで歩いて向かう決心をした。
自宅を出発したのが、午後12時10分!
息子のリュックを肩から斜め掛けして岡山駅に向かう。
出発してから5分でいきなり難関に差し掛かった。
万成の大きな大きなそして長い坂道が私の行く手を塞いだのだ。
汗を掻きながら、何とか坂をクリア!
開始15分で既に太ももに張りが生じる。
三門の裏道を進みながら、公園で花見をしている人に大いなるジェラシーを感じる。
何とか奉還町に入り商店街を突き進む!
日曜日の奉還町は休みが多いのか?それとも単に寂れているのか?
人影がまばらである。
私が中学校生活を過ごした奉還町が寂れるのはとても寂しいのだが
人がまばらだとそれはそれで、歩くのには好都合だった。
妻と約束していた全日空ホテルには予定の午後1時に無事到着した。
私は太ももと足首と腰の痛みを感じながら、本番はこの14倍以上の道のりを
24時間で歩くのかと思うと目の前が暗くなるのを感じた。
妻の私への励ましの言葉を私は期待していた 。
しかし彼女の第一声は違っていた。
「顔色が真っ青よ!大丈夫??」
そう言われると急に気分が悪くなってきた!
セミナーまで私は果たしてたどり着けるのか?