院長の歯科診療に対する思い
深夜12時過ぎに就寝!
翌朝は目覚ましもかけないのに
午前5時過ぎに目が覚める。
年寄りになったなとつくづく感じる。
早朝から汐留周辺をジョギング!
近くに浜離宮もあり、この周辺は
本当に気持ちが良い。
私は会場でのセミナーに参加するときは
一番前の席を確保しようとセミナー開始の
30分前に会場入りする。
今回も9時30分には早々と会場入りした。
会場入りした私に一言!
「今日のセミナー会場で聞かれるのは
先生お一人ですよ!」
えっ!私1名のみ?
皆さん、やはり県を跨いでの移動は極力避けていて
オンラインで参加されているらしい。
しかし、朝の10時から午後の5時過ぎまで
ずっと一人だけで会場でセミナーを聞いていると
オンライン参加と受ける熱量はかなり違う。
当院で出来ていないことをしっかりと
メモを取り会場を後にした。
今回のセミナーで私に一番響いたことは
もっとトップである院長の思いや
理念をスタッフや患者さんにしっかりと
伝える必要があると言うこと。
58歳の歯科医師の私は院長でもあり、理事長でもあるが
「中野先生は今はほとんど診療はしていないんでしょ?」
と聞かれることが増えた。
それは大きな間違いである。
木曜と日曜が一応お休みの私であるが
木曜日は朝から数々の業者さんとのミーティングを
こなし、日曜日はほぼほぼセミナーで1日を費やす。
平日も100%フルで診療をこなしていて
私が診る患者さんの数も、今でも他の歯科医師より
一番多い。
言い訳にはなるのだが、忙しくて説明をする時間が
十分に取れなかったり、私の歯科に対する思いや、
理念をしっかりと伝える時間はほぼ取れていないと感じる。
そこで昨日は自宅に戻り、院長の思いとして
私は以下のことを綴った。
【院長の思い】
院長の私は、小さいときから虫歯が多く、嫌な歯科治療を
散々受けてまいりました。
だから、あなたののお気持ちも十分にわかるつもりです。
誰もが嫌な歯科治療です。
自分から来たくて歯科医院へ来られる方は一人もいません。
当院の患者さんは、事情があってやむを得ず来られた方ばかりです。
あなたが、どんな思いで、なかの歯科の玄関を開けて、
どんな気持ちで診療台の上に横になっているのか?
院長をはじめ、なかの歯科のスタッフはそんな患者さまの思いを、
痛いほど理解しております。
あなたの気持ちに充分に配慮させて頂きたいと思っています。
その気持ちに応えられるよう、なかの歯科ではいつも
「痛みは少なく、優しく、丁寧に」診療させていただいています。
「良く説明する、痛みは少なく、なるべく削らない、抜かない」は
私たちの最も重要な基本診療方針であり、
すべての歯科医師、スタッフにこの理念は浸透しております。
患者さまが、なかの歯科クリニックの玄関を開けた時から、
私たちの理念と、心のこもったホスピタリティは始まります。
例え、最初は痛みや苦痛で顔をしかめられて来院された方も
クリニックを出る時は安心した笑顔で帰って頂きたい。
そしてお口の中の健康と全身の体の健康は直結していますから
あなたのお口の中の健康を高めて、体の健康を長年達成してもらいたい。
それが私たちの願いであります。
院長 中野 浩輔
こだわりのラーメン屋さんの店内の壁に、腕組みをしている店主の
横に「店主のラーメンに対する熱い思い」が横書きで
書かれているのを見たことがある。