歯医者の忘年会
昨日深夜まで当院の忘年会が続いた。
同じ方向に帰るスタッフをタクシーで
送リ届けた後に、私が自宅に帰ったのは
果たしていったい何時だったのか?
ソファーにそのまま崩るように
そのまま眠り込む。この辺りの記憶は??
気が付くと窓の外は明るくなっていた。
いかんこのままベッドまでたどり着かないと
時間切れの朝帰りと誤解されてしまう。
当院の忘年会で私は毎年悪酔いする。
今年の忘年会でも私は歓喜して飲めないアルコールを
自分に浴びせ続けた。
今年の忘年会に参加したスタッフは35名!
常勤、非常勤、アルバイト、外注の技工士さん、材料店の方
忙しい12月の土曜日にこれだけ多くの人が集まってくれたことに
素直に感謝したい。
この方々の頑張りが当院の診療を支えているのだ。
普段はなかなか話せないことでも忘年会のお酒の席では話ができることもある。
全てのスタッフや参加者の方と話をしようと料理には目もくれずに
ビールの巨大なピッチャーを抱えてあちこちのテーブルを回る私も
参加者が多すぎて全てのスタッフとは話が出来ないジレンマを感じる。
しかし今回のスタッフとの話でも私を喜ばせる話がいくつもあった。
「衛生士学校の学生さんは、3人が3人とも当院に就職したいと思ってくれていた。」
「12月で産休に入る2年間勤務しているスタッフSは、10年間も勤務している気がしている
と言ってくれた。」
「非常勤ドクターのT先生は、当院で働く時は本当の自分よりモチベーションを高くして
元気一杯の歯科医師を演じてくれていた。」
「育児休暇中の衛生士Mも、忘年会に参加してくれて【私はなかの歯科が大好きです】と言ってくれた。」
「衛生士学校のAは【私がいまここで頑張っているのは、なかの歯科と出合ったからです】と涙を
流しながら、スタッフ全員の前で挨拶してくれた。」
本当は院長のこの私が皆の頑張りに対してねぎらわないといけないのに
スタッフに私はとてもねぎらってもらった。
照れくさくなった私はビールを飲むピッチがもっと上がった。
私とH歯科のT先生が昨年の衛生士学校の謝恩会で「しゅうじとあきら」の
歌を踊って歌った話になった。
初めて聞いたのだが、卒業アルバムに私とT先生が踊っている写真が
掲載されているらしい!
しまった!写真を撮られている事に気が付かなかった!!(心の声)
「私達の謝恩会でも何かしてくれますよね!私達期待しています!」
期待を裏切るわけにはいかない。必ず期待以上の結果を出さなければ!
そんな私に天から1つのキーワードが降り注いできた。
「DJ OZMA」
こうなれば、裸になって会場を走り回るしかないか?
でも歯科医師会会長も岡山大学歯学部学部長も参加する中
会場はあの全日空ホテル!やはりパンツ一丁はまずいか?
とここでも私はジレンマに陥るのであった。