博多インプラントセミナー
いよいよ私の著書第3弾が発刊間近となってきた。
編集部より最終原稿の著者校正の原稿が届く。
私の本3作目は歯科医師の先生向けの専門誌!
校正を急ぐために徹夜で校正をする。
この年で徹夜はちょい、きつい!!
しかし今回の本の印税で、いつも私をバックアップしてくれる当院のスタッフに
ぜひご馳走したい!!
ふぐでも、寿司でも、高級ステーキでも、フレンチのフルコースでも
何でもござれ!
でも一体何部売れるのだろう?非常識な私の本??
今日はお昼前から、私だけ診療をあがり、新幹線で博多に移動!
JMMAのインプラントソケットリフト、リッジエキスパンジョンセミナーに参加した。
ここ1年間の私の学術での狙いは、インプラントの適応の拡大!
今まで骨が無いために大学に紹介していた患者様には福音となると思う。
博多に移動して地下鉄の駅前で、ふいに肩を叩かれる。
振り向くと今年のGWにLAでインプラントアドバンスセミナーを共に受けた
広島のI先生だった。
博多に不慣れな私はI先生に導かれて、無事に会場に到着!
会場に入ると、顔見知りの先生の姿があちこちにあって安心する。
その中でも私が大学時代、大変お世話になった福山のO先生の姿を見つけて
本当にうれしく思う。
O先生からは、私は、歯科の補綴の分野の勉強だけでなく、人間の器の大きさを学んだような気がしている。
今日のインプラントセミナーの内容はとても良かった。
講師の博多のG先生は、GWにLAに言った時のインストラクターでもあったし
先日G先生の診療室にオペの見学でお邪魔もしていた。
本当に後輩思い、受講者思いの先生で、その歯切れの良さは
さすがにいつも素晴らしいと感心していた。
インプラントに関しては、しばらくはこのG先生に付いてゆこうと考えている私には、先日のオペ見学を踏まえたうえで、今日のセミナーは自分のインプラントのスキルを高める上で無くてはならない物になると実感している。
セミナーの終了時間が少し押して、福岡のO先生と共に買えることになった。
福岡のO先生は8時35分のレールスターが福山行きの最終と言われる。
「えっ!時間が無い?」
会場前でタクシーを拾い、博多駅に急いで貰う。
博多駅到着!8時32分!!
やばい!間に合わない!!
表口から新幹線の発着する裏口?まで駅の構内を2人して走る!走る!!
改札では切符を持たない私に駅員さんは
「新幹線の中で切符は買ってください!!直ぐに出ます!!」と言われる。
改札を切符無しで超えて、走って走り尽くして何とか8時35分のレールスターに間に合う。
息が大きく切れる!!!
自由席が込み合っていたので、私達2人は4号車のサイレンスカーに乗車していた。
何とか乗車に間に合って、お互いの奮闘を喜びあっていた私達2人に
無常にも車掌さんは言われるのであった。
「ここはサイレントカーで、静かに皆様過ごされますのでお話をされるなら、5号車に移動をお願いします!」
私は知らなかったのだがサイレントカーはアナウンスが無いだけの車両では無かった。
私達おしゃべりな中年男性はお断りの車両であった!!
すごすごと荷物を抱えて、車両を移動するのは大変恥ずかしかった。
しかし新幹線の中でビールをしこたま飲み、大声で話していた私達に弁解の余地は無い!!