テレビの生放送の前に
いつもカルタヘアーさんで
カットと髪染め！

しかし57歳のこの私！
悲しいほど、髪は薄くなり、
細くなり、そして白くなった。

美容師のマットさんの魔法により
髪はボリュームアップされ、
白髪は黒髪に生まれ変わった。

アデランスかアートネイチャー
のかつらのように！！

不、不、ふ、不自然！ 

「自分の城を持ちたい！」「30歳までに開業する！！」
と言う目標を持ち、新規でこの地に歯科医院を開業させたのは
29年前で私が29歳の時！

あれから29年が経過して、カルテ番号はいよいよ
記念すべき30000に迫る！

いよいよだが、あくまで通過点！！！

そうは思いながら私は30000番目の
患者さんの来院を指折り待っていた。

当院は辺鄙な場所で歯科医院を開業したため
クリニック周辺の人口は大変少なく、
普通は開業して10年以上経過すれば
全くの新規の患者さんは普通はかなり減少する。

しかし、大変ありがたいことに
ここ数年は毎月100名強の新規の
患者さんがコンスタントに来院されている。

そのぺースで進むと令和2年の8月に9月に
記念すべき30000番目の患者さんが来院されることが予測できた。

私は指折りその日を待っていた。

7月に入り、いよいよ患者さん番号も
29900番台に入り、そのスペシャルデーは
1か月以内に迫っていた。

受付のスタッフから「3万人目の方には
プレゼントのお花を用意しましょうか？」
との申し出があり私は直ぐにお願いした。

水族館や動物園での10万人目の記念はトータルの人数であるが
歯科医院の場合、トータルでなくカルテ番号が30000番目に
なっているということだ。

歯科医院の場合、普通は半径1.5キロ以内にお住みの方が
一般的に来院される。

しかし当院の場合、辺鄙な場所に歯科医院があるので
半径1.5キロ以内には3万人も人口は決していない。

本当に本当に多くの方に来て頂くことは、ありがたいことだ。

。。。。

、、、、

30000番目の記念すべき患者様は
8月のある木曜日に来院された。

私はその日は午前も午後も会議があり、
どうしてもクリニックに出ることが出来なかった。

記念のお花は、当院のE先生が患者様にお渡しをした。

少しだけ複雑な気持ちになった。

岡山の歯医者
「なかの歯科・矯正歯科クリニック」 院長中野 浩輔

• 昭和62年3月 岡山大学歯学部 卒業
• 昭和62年4月 岡山大学歯学部第一補綴科 研修医
• 昭和63年4月 岡山大学歯学部第一補綴科 文部教官助手
• 平成4年4月 「なかの歯科クリニック」を開設

当院は、岡山市北区矢坂東町での開院当初から3つのスローガン「待たせない」「痛くしない」「よく説明する」を掲げた歯医者作りをしています。