脱さぶちゃん!
目が覚めると太陽の位置が高い!
「日曜日なので朝寝坊したかな?」
「お昼の約束まで数時間あるので
それまで、時間をどうやって有効に使おう?」
と思っていて気がついた。
まずい!今日は土曜日だ!!
曜日の感覚すら判らなくなるとは
本当に朝から情けない!!
先日、久しぶりに時間を作って散髪に向かった。
前回私が「歯医者のさぶちゃん!」になった旨をブログに書き込んだので
もしそのブログを読んだ方が、私が絶対の信頼を置いている
散髪屋のマスターの腕を悪く思ったら嫌だな!と考えていた。
「それならブログに書くな!」と言うお叱りの声が聞こえそうだが
例え批判の声を受けようが、ブログにもホームページにも必ず「笑い」を
盛り込みたい私なのでそこは仕方が無い。
散髪に向かった私は散髪屋さんの椅子に座り鏡に向かって
自分に問いかけた。
「どんな髪型をお前は求めるのか?」
私の心の声「谷原章介のような、あんなのがいい!!」
もう一人の声「顔が違う!!絶対似合わない」
私の心の声「何とか『もこみち』のようなあのヘアースタイルは?」
もう一人の声「顔の大きさに違いがありすぎる!却下!!」
散髪屋さんのマスターが私に聞いた。
「今日はどんな感じになさいますか?」
私は答えた。
「いつものようにして下さい!」
冒険ができない私!まあ前回は少しだけ冒険したために
さぶちゃんになったのだが!
髪を大きく切ると気分まで違ってくるから不思議なのものだ。
散髪屋さんのマスターが私の頭の両サイドを見てつぶやいた。
「中野さんには、いつもお世話になっていますから
この両サイドの髪を無料で結構ですから、少し染めさせて下さい!!」
「もちろんお願いします!!お金はきちんと取ってください!」と言いながら
私はカットの料金だけを支払い家路へと急ぐのであった。
私の髪の色はもともとは一体どんな色をしていたのか?
今の髪の色は本当はどんな色をしているのか?
それは誰にもわからない!