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中野浩輔
ステキな笑顔

キレイな白い歯は、あなたの笑顔を
よりステキに見せます。理想的な自分の歯で、
もっと自分に自信がつく!
歯医者さんからキレイになりたい
あなたに送る、デンタルブログ!

Dr.中野の活動記録 2006-7-4

ぜ歯を失ったのですか?

昼休みに求人情報関係の会社の方が当院に来院される。
話を聞くと昨年10月に独立して会社を立ち上げたのだが
未だに赤字赤字の連続で苦労しているらしい。
私も14年前の開業のときの苦労を思い出した。


私が彼らの役に立てることは何か?
求人広告をお金を出して掲載する以外に本当に
何も無いのだろうか?



今日ある男性の方からインプラントについて聞かれた。



その方は上顎は既に全ての歯を失って総入れ歯!
下顎の歯も何とか無理には残しているも本当はほとんど
グラグラで風前の灯だ。


「上の入れ歯の安定が悪いのが一番困る!」


「インプラントすれば入れ歯は安定するのか?」


真剣な質問は続いた。


歯を全く失った方のインプラントは
10本程度のインプラントを埋入してインプラントだけで
噛むようにする場合と、2本ないしは4本程度骨の状態が
いい所にインプラントを埋入して、その上に磁石の装置か
金属のバーアタッチメントをつけて入れ歯を安定させる方法がある。


全てをインプラントにすると当院の価格でも片方で300万以上の治療費がかかる。


「お金じゃない!」と言われる。


しかし私が一番声を大にして言いたいことは
「なぜあなたは自分の歯をほとんど失ってしまったのですか?」と言うこと


虫歯でほとんどの歯を失ったのなら、今後は虫歯予防に力を
入れないと幾らインプラントをしようが、駄目なものは駄目になる。


歯周病でほとんどの歯を失ったのなら、歯周病をきちんとコントロールして
残った自分の歯を少しでも長く残す努力をしないと
幾ら多くのインプラントを埋入しようが、駄目なものは駄目になる。


今のことを改善して明るい未来を築くためには
過去に遡って、その方の歯の履歴をしっかりと調べないといけないのだ。


「あなたはなぜ今まで歯を失ってしまったのですか?」


「昔行っていた歯医者が『すぐ抜く歯医者』で
そんなに悪くない歯まで歯医者で全部抜かれてしまった。」


うーーん!虫歯より歯周病よりも怖いものは『すぐ抜く歯医者』とは!



もっともっと患者様と話す時間が欲しい!
今は幾ら話を聞いても幾ら説明してもそれに関する報酬はない。
すぐ抜いた方が儲かる仕組みとなっているのだ。


岡山の歯医者
「なかの歯科・矯正歯科クリニック」
院長中野 浩輔

  • 昭和62年3月 岡山大学歯学部 卒業
  • 昭和62年4月 岡山大学歯学部第一補綴科 研修医
  • 昭和63年4月 岡山大学歯学部第一補綴科 文部教官助手
  • 平成4年4月 「なかの歯科クリニック」を開設

当院は、岡山市北区矢坂東町での開院当初から3つのスローガン「待たせない」「痛くしない」「よく説明する」を掲げた歯医者作りをしています。

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