岡山イノベーションプロジェクト
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昨年1年をかけて、私は岡山イノベーションスクールに入り
世界のイノベーションについて学んで参りました。
日本にはスタートアップする企業もイノベーションする起業も個人も
アメリカや中国の深センに比較して凄く少ない現状があります。
私は岡山のイノベーションスクールで1年間学び
そして岡山イノベーションコンテストで決勝まで残り
プレゼンを行うことが出来ました。
優勝は出来ませんでしたが、地元岡山の優秀な
若い人材と仲良く慣れたことは本当にありがたく思っています。
たぶん、あの中で数名は大学在学中に起業すると思っています。
また、今年も2次予選まで進むことが出来ています。
2次予選は10月3日です。
昨年のテーマは「幹細胞培養液を使用したほうれい線対策美容液」
と化粧品の分野で攻めましたが、開発は原材料の高騰で
ストップしています。
特に、私たちが扱う親知らずや乳歯からの歯髄幹細胞の培養液は
1ccが数万円と化粧品で使用できる価格ではありませんでした。
そして今年は「歯科医師が光殺菌治療法の光殺菌歯ブラシと植物の藍を
使った新しい歯周病専門歯みがきシステムを開発する」で勝負します。
「ビジネスプランとしては、虫歯は激減しているのに、歯周病は横ばいの
状態で、私たちの診療室にも毎日のように重度に進行した歯周病の
患者さんが多く来院され、多くの方が抜歯を余儀なくされている。
それなのに本当に効果的な歯周病専門の歯みがき粉が無い、無いなら
私が作ろうと、今歯科医院で話題の光線力学的治療法(光殺菌治療法)
と光に反応が高く、尚且つ歯周病菌の抑制作用が高い藍の抽出液を
使用した新しい歯みがきのシステムを開発した。
歯周病は世界一患者数の多い病気として有名であるが、厚生労働省の
歯科疾患実態調査によると、日本の成人の8割以上に歯周病の症状が
あると報告されている。
歯周病の原因は歯周病原細菌の感染である、その除去のために
歯科医院では光線力学的治療法(光殺菌治療法)が最近よく
行われている。
これは光感受性のある薬剤に特定の波長の光を当てることで
フリーラジカルを生成し、細菌を死滅する方法であり、
元々医科では早期がんの治療として使用されていた。
これを歯科に応用したのが光殺菌治療法(a-PDT法)である。
今回は光感受性の高い薬剤とし特に歯周病菌に抗菌効果の高い
植物である藍の抽出液をメインにした新しい歯磨き粉と、ある特定の
波長の光を発するLED歯ブラシを作製して、その相乗効果で口腔内の
歯周病原細菌の減少と殺菌を図りたいと思う。」
決勝に残れば地元の新聞やテレビに大きく取り上げられます。
1位は200万円の賞金ですが、新聞なテレビに取り上げられる
効果は金額には換算できない位凄いものがあります。
私の目標は決勝にまで残り、その後、このシステムを製品化して
Makuakeのクラウドファンディングでお金を集めて商品化することです。
https://www.makuake.com/
このクラウドファンディング、割と同業の歯科医師も利用していて
お金を集めています。