ザイゴマインプラントセミナー
大磯プリンスホテルを早めにタクシー出た私は
ザイゴマインプラントセミナー会場の大磯にある
オールオンフォークリニック大磯に8時前には着いた。
私が一番乗りかと思っていたが、甘かった。
その時にはすでに多くの先生が生徒に会場に
着かれていていて、その顔ぶれを見てまずは驚いた。
日本でインプラントセミナーの講師をしている先生や
他の歯科セミナー講師は等、全国的に有名な先生が
このザイゴマインプラントセミナーを
受けようとしていたからだ。
ザイゴマインプラントを勉強したい先生っていうのは
私も含めて、ある意味で変態で、ある意味で
かなり特殊な先生だと思っていた私だが
このセミナーに来て良かったのではないかと
少し安堵することになった。
8時半から30分程度の患者さんの概要を説明を受けた私たちは
9時から安藤先生の2時間程度のオペを別室でモニター越しに
見学することになった。
このオペがマジで凄まじかった!!
30代の若い男性は全部の歯で歯周病が進んでいた。
今回は上顎の歯を12本すべて抜歯をして
下顎の歯も15分ぐらい全て抜歯をして
上顎に関しては2本の前歯のインプラント
臼歯部は骨がないからザイゴマインプラントを2本
上下抜歯即時オールオンフォーそれもザイゴマも補綴も含めて
わずか2時間半でオペをやり抜けたのには
私もびっくりした。
早い、早すぎる!!
当院では片側のオールオンフォーのインプラント治療で
4時間ぐらいかけて、午前中の時間を全て利用して行っている。
補綴は院内の技工士が担当するのだが
長引くと、お昼休みとか診療午後の2時半とか3時までかかって
仕上げているのが現状なのだ。
それを安藤先生は長短時間の3倍速や5倍速で
行ったので、会場の全ての歯科医師が目を丸くした。
まして、ライブオペには必ずトラブルがつきまとう
そのことも含めて安藤先生も述べていたのだが
アシストするスタッフも緊張していて、通常の半分の力を出していなかったらしい。
時間はかかるといった中でもわずか2時間半で上下を的確に終わらせたことには
私も舌を巻くしかなかった。
お昼休み、美味しい焼肉弁当を食べながら午後はザイゴマに関する基本的なレクチャーと
ザイゴマの分類とかわかりやすく系統だって私は学ぶことができた。
セミナー後は、1時間ほどカクテルパーティーで少しアルコールを飲む。
その後みんなバスで大磯プリンスホテルに向かいそこで懇親会が開かれることになった。
懇親会が終わったのが9時前
懇親会の会場で近くに住んでいる安藤先生のクリニックのスタッフに
この近くにお酒が飲めるバーとか、居酒屋がないかと聞くと
大磯は思ったよりも田舎で、ラーメン屋以外には近くや何もないことが分かった。
今から電車で横浜まで出て飲むのもちょっと風情がないと思う私は
ホテルの1階にあるバーで一人シャンパン一杯と白ワイン一杯グラスでいただき
その後部屋で早めに就寝することにした。