Dr.中野の活動記録
2005-1-8
上海の食文化
私は歯科医師であり口から食べる事をサポートする事も
大切な仕事なので「食」については並々ならぬ情熱を持っている。
年末年始の上海歯科事情視察の時も食にはもちろん抜かりはない!
今回は上海の食文化についてお話しする。
とは言っても私が滞在したときは日本でも関東で大雪
上海でも10年ぶりの積雪に見舞われて外はとても寒く
食事はほとんどホテルの中のレストランで済ませた。
今回滞在したホテルは「グランドハイアット上海」
私が一度は滞在したいと憧れていたホテルだ。
2月の「今月のホテル」に滞在記を詳しく書きたいが噂にたがわず
素晴らしいホテルだった。
このホテルのメインレストランが上海料理の「クラブジンマオ」
今や台北のビルにも抜かれて世界第3位の高さになった
ジンマオワーの86階に位置する。
ここでの上海料理はヌーベルシノワ最先端!
伝統的な味を現代的にアレンジしたいた。
後から説明する「カントン」もそうであったがお皿には一人ずつ少量に
盛られていていわゆる大皿でどんと出てくる感じではない。
上海料理は基本的には優しい味付けで日本人の好みのもぴったりと合う。
しかし今回は年末年始の特別な時期なのか
コースメニューはなくアラカルトで中国語と英語を見ながら
料理を想像しないといけない楽しみまで付いていた。
56階の「カントン」はその名の通り広東料理!香港で広東料理は
ある程度オーダーできる自信は付いていたものの
お昼の点心は難なくクリアしたものの、夜のメニューとなると苦戦するのであった。
ホテルのレストランにしてはサービスと味を考えても日本で考えられないほど安い!
飲み物でお茶を頼むと透明なガラスの容器に熱湯と茶葉を入れて
出してくれる。茶葉は最初は表面に浮いているが段々底に落ちてゆく。
全ての茶葉が落ちると既にお茶は冷めていた。
どうやって飲むのがこの上海お茶事情なのか?と最後までかわらずじまいだった。
54階の「グランドカフェ」はカフェではあるが上海料理も頼めて
何と24時間営業!24時間熱々の上海料理を堪能できる。
上海に夜遅く着いた私は機内食を平らげたに関わらず深夜この
グランドカフェで初上海での食事を食べるのであった。
それもニンニク風味を効かせた鶏のから揚げなど、どう見ても体に優しくはない!
街中で食べたものは豫園と言う古い上海の街並みの中で食べた
「南翔饅頭店」の蟹粉小籠法包子!10元で熱々がとても美味しい!
また上海蟹はこの説明だけで何ページも記事が書けるほどミソがクリーミーで
とても素晴らしい時間が得られた。
上海には必ずまた行くことになるだろう!!