今日の月曜日は新患の方がおおく来院。
奥様の紹介で数名の男性の方が来院された。
それも皆さんかなり遠方から！

家族の方を紹介してもらうのが私は一番うれしい。
心から信頼されているように感じるからだ。

期待を裏切らないように頑張りたい！！

今日の午後に「ひろくん」は何回目かの虫歯の治療で来院した。
私が「ひろくん」の名前を呼ぶと「ひろくん」はニコニコして診療室に入ってきた。

数ヶ月前、あれだけ泣き叫んでいたあの「ひろくん」だ。

「ひろくん」は以前から当院に通っているお姉ちゃんと一緒に
数ヶ月前に初めて当院に来院した。

歯科だけでなく、小児科も同じで、白衣を見ると泣きく叫ぶ！

「ひろくん」は大の病院嫌い、以前病院でかなり痛い思いをした様子！

そんな「ひろくん」は左下の奥歯がある日急に腫れてきて
痛みと熱を持ち出した。

そうなってくると、幾ら病院嫌いの「ひろくん」でも無理にでも
治療しない訳にはいかない。

お母様に今の現状と、どのような治療が必要か説明して治療は始まった。

口を全く開けてくれないし、口を開けると大きな声で泣き叫ぶ。

毎回、治療が必要な理由を本人にも何度も何度も説明しながら
不十分ではあるが、治療は進んだ。

ある日、私が治療の前に、「ひろくん」の話に耳を傾けてから何かが大きく変わった。「ひろくん」が自ら大きく口を開けてくれたのだ。

私は驚いた。

あれだけ嫌がっていた「ひろくん」の中で、何がどう変化したのか？
それほど劇的に「ひろくん」は変化した。

今日なんかは普通に虫歯を削って白いプラステッィクを詰めるまで
「ひろくん」は文句の1つも言わないで最後まで頑張った。

私は「ひろくん」に言いたい！

「今日もよく虫歯の治療を頑張ったね！本当に本当によく頑張ったよ！！」

そして私は「ひろくん」に聞きたい？

「どうしたらそんな余裕のある顔で虫歯の治療を受けられるの？怖くないの？？」

私はもちろん自分の虫歯の治療は怖くて怖くて、、、、

情けない43歳！「ひろくん」の10倍も生きているおっさんなのに！！

岡山の歯医者
「なかの歯科・矯正歯科クリニック」 院長中野 浩輔

• 昭和62年3月 岡山大学歯学部 卒業
• 昭和62年4月 岡山大学歯学部第一補綴科 研修医
• 昭和63年4月 岡山大学歯学部第一補綴科 文部教官助手
• 平成4年4月 「なかの歯科クリニック」を開設

当院は、岡山市北区矢坂東町での開院当初から3つのスローガン「待たせない」「痛くしない」「よく説明する」を掲げた歯医者作りをしています。