今日の土曜日は午後からビジネスマナー講師の
西出博子先生のセミナーが倉敷で開催された。

本当は午後は私のアポイントはブロックしてでも
参加したかった西出先生のセミナー！

しかし今日は県外から見学の先生が来院される日だったために
セミナーへの参加は見合わせた。

西出先生には昨年私が主催する歯科医院のスタッフ向けのセミナーを
岡山で開催した時に、講師として岡山まで来て頂いた。

その時は既に多くの著書を書かれていたり、ナインティナインのテレビに出ていたりで、大手企業からビジネスマナー講師としても引っ張りだこの状態であった。

しかし一介の田舎歯医者に過ぎない私に、西出先生は
素晴らしい気遣い、心使いを示してくれた。

私は一瞬にして西出先生のファンになってしまった。

その西出先生が倉敷に来られるのなら挨拶に行かない訳にはいかない！
せめて懇親会に私が顔を出して、あの時のお礼をきちんと述べないと！！

診療が終わって急いで着替えると、私は車を飛ばして倉敷へと向かった。

懇親会の会場に迷った私は、何とか倉敷美観地区の「つね家」までたどり着いた。

「今先ほど出られた！今すぐ倉敷駅に急げば会えるかもしれない！！」

懇親会の会場に入るなり、そう告げられた私は倉敷駅へと祈りながら商店街を走った。

途中で駅まで付き添ったＦさんの携帯に連絡がついて
もうすぐ倉敷駅の改札に着くと言われた。

これは急がないと間に合わない！！

商店街の中をスーツを着た４３歳の歯医者が走る！走る！！

信号無視をしてたどり着いた倉敷駅の改札には、西出先生の姿は無かった。

「間に合わなかった？」

悔しい思いを胸に懇親会の会場に帰ろうと、きびすを返すと
遠くに懐かしい西出先生の姿が私の視界に入ってきた。

少しだけ涙が滲んだ。

どうやら私は急いで商店街を走り抜けて、いつの間にか西出先生ご一行を
抜き去っていたらしい。

何はともあれ西出先生の姿を人目拝めて、ひと言ふた言でも直接声が交わせたのは、私にはとてもうれしいことだった。

西出先生は昨年より益々ビッグになっている。
今ではベストセラー作家の仲間入りで、８冊の著書を出されている。

もう少し天狗になってもいいはずなのに決してそうでない所が西出先生の素晴らしいところ！！

人と人との出会いは縁と呼ばれる。

私はそのご縁を本当に大切にしたい。

西出先生を倉敷駅の改札でお見送りをして
懇親会の会場に帰った私は、今回のセミナー主催者のＨさんが
「西出先生は一体お幾つなのでしょう？」と言うのを聞いて我に帰った。

「えっ！西出先生って私より年下とばかり

思い込んでいたのだが、もしかして？？？？」

失礼なオチで失礼しました。いつまでも若くてパワフルな

西出先生でいてください。

岡山の歯医者
「なかの歯科・矯正歯科クリニック」 院長中野 浩輔

• 昭和62年3月 岡山大学歯学部 卒業
• 昭和62年4月 岡山大学歯学部第一補綴科 研修医
• 昭和63年4月 岡山大学歯学部第一補綴科 文部教官助手
• 平成4年4月 「なかの歯科クリニック」を開設

当院は、岡山市北区矢坂東町での開院当初から3つのスローガン「待たせない」「痛くしない」「よく説明する」を掲げた歯医者作りをしています。