睡眠時無呼吸 いびき
「治療ユニットを余り動かさないように!
倒し過ぎないように!!」とのメモが
その方のカルテに入っていたので一言。
「私も今腰痛がひどくてコルセットを
巻いて仕事をしています!」との言葉に
「わかります!わかります!コルセットは
暑くて大変ですよね!」
と慰められる私!!
慰めているのは、されているのは、どっち!!
日曜日、大阪で第2回目となるMFA療法セミナーを
受講した私は、自分のケースが同業者の歯科医師の
先生の前に披露されると同時に、思わず深いため息をついた。
プロの歯科医師の誰もが見ても、上顎も下顎もスペースが少なすぎて
舌を収める場所すらない。
だから低位舌になると同時に、舌根沈下を生じ、
より気道が狭くなり、呼吸がしんどくなる。
だから私の睡眠の質は悪いのだ。
今回、MFA療法セミナーを受講してセミナー受講費とは
別に数万円の技工料金を支払って
ある私専門のマウスピースが完成していた。
このマウスピースを就寝時、装着すれば
私の睡眠障害は解消されて、いびきも
無呼吸も改善されるはず!
私はそう期待していた。
「このマウスピースは、食事と歯磨きの時以外は
なるべく24時間装着して下さい!」
講師の先生がこう言われたので、私は思い切って
休み時間に講師の先生にこう質問した。
「このマウスピースは夜間の就寝時の呼吸位
改善のために使用されるんですよね!」
「では、なぜ起床時も装着した方が良いのですか?」
「中野先生の場合、下顎が後方に押し込まれているため
脳の血流が悪くなっている可能性が高いです!」
「先生の脳の活動を良くするために、24時間近く
装着することをお薦めします!」
脳の活動!
人間の脳は、その能力の数パーセントしか
活用できていないとどこかの本で読んだことがある。
このマウスピースをずっと嵌めると
私は今から天才になれるのか?
いや、いびきと無呼吸さえ治すことが
できるのなら、今更天才を目指す必要はない。
日曜から2日間だけ使用しての感想!!
私の脳の血流が増し、天才に近づいている感覚は?
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