フォーシーズンズ(アメリカ)宿泊記
サンフランシスコのフォーシーズンズはダウンタウンの中心の新しく開発されているソノマ地区にできた新しいホテルである。 このホテルはダウンタウンのメインストリートに面していて交通の便も素晴らしく、ソフトもハードも申し分なかった。フロントでチェクインの時に海外のホテルでは珍しく、日本人の男性のホテルマンが対応してくれた。
今だけ限定のスペシャルプランでスイーツにアップグレードできますと言われて、安くはなかったがアップグレードの料金を払ってスイーツに宿泊することになった。
このホテルの客室は新しいホテルと言うこともあって、モダンコンテンポラリーなインテリア、決してゴージャスではなくシンプルな中にも、ゴールドとブラウンの色の使い方が秀逸であった。
リビングもベッドルームもバスルームも十分な広さで2名で宿泊するのはもったいないくらいだった。 2日目の朝食はメインレストランで、ここのホテルの朝食はビュッフェがなくアラカルトオンリー!
ビュッフェではいつも取りすぎ食べ過ぎの貧乏性の私は、アラカルトのほうがベター! さすがにパーソナルなサービスが素晴らしいと思い、フルーツプレートとフレンチトーストを頼んだ。東京のパークハイアットのフルーツプレートとフレンチトーストのボリュームを想像していたら、ここはアメリカ!大きな間違いをした事に気が付いた。
フルーツプレートは動物園の象さん用?と思われるほど大皿にこれでもかと大量のフルーツが盛られていた。
フレンチトーストは間違いなく1斤全ての食パンを使っている。 大皿に平面では盛り付けができなく、立体的に盛られていた。 コーヒーとオレンジジュースまでは快適な朝を迎えていたが、大皿が2枚届いて一気に血の気がうせた。料金もコーヒーとジュースは別料金で昨夜の中華料理より高い朝食となった。
3日目の朝食は同じ過ちは繰り返さない学習効果の高い私はルームサービスで一番安いコンチネンタルブレックファーストを頼んだ。 コーヒーとジュースとパンのみ! 卵料理もベーコンもなし!しかし、パンの量がまた半端でなかった。
大きなクロワッサン、ペストリー、たった3個のパンに圧倒される。さすがにアメリカ朝食からガンガンとステーキなどを平らげる民族である。 日本人の標準の胃袋では対応できない!料理のポーションにはご注意あれ。
サンフランシスコの街は大人の町で、ストリートを間違えて変な地域に入り込まないこと、夜10時以降の移動はタクシーを必ず利用すること、リスクを犯してまで変なことをしないこと、さえ念頭に置けば安全で快適なひと時が過ごせる。 ホテルでの安全も大切である。
高いホテルにお金をかけることも安全と安心を買うことになるために、アメリカでは特にホテル選びは大切であろう。
ハードもソフトも素晴らしいホテル! 食事のポーションはやはりアメリカ! 85点!