ホテル体験記 「 ヴィラ・デステ ( イタリア )」
イタリア ミラノのマルペンサ空港から北へ50キロ、スイス国境に近い、コモ湖畔にヴィラ・デステはあります。 ヨーロッパ有数のリゾートホテルとして有名なヴィラ・デステは16世紀にコモの枢機郷トロメオ・ガリオの夏の別荘として建てられました。
その後、館の主は次々と変わったみたいですが、1815年から英国皇太子妃キャロラインの住まいとなり、1873年より今のホテルとなったそうです。
このホテルは日本人のゲストの姿をよく見かけますが、多くの方は一泊して次の目的地へ向かわれるみたいです。
しかし、ここには最低2泊以上しないとその価値はわからないと思います。 何もしないで過ごすこと、それがヨーロッパのリゾートスタイルだからです。
このホテルで特筆すべきことは朝食のおいしさです。 生ハムは完璧、しぼりたてのレッドオレンジジュースは日本で飲むものとは全く別物です。
デニッシュ、クロワッサンもおいしいし、3分間ゆで卵の半熟状態も完璧でしたね。 今までのイタリアで食べた最高の朝食でした。 ただ、夕食を食べた北イタリア料理専門のレストラン「ザ・グリル」は今1つでした。盛り付け、お味、なにかアメリカで食べるイタリアンみたいでした。(大味?)
プールは室内、野外の2つあって、野外はコモ湖に浮くフローティング・プールとして有名です。
ここは意外に買い物にも便利で、スイスのフォックスタウンのアウトレットにも近いですし(グッチ、プラダが入っています)コモにはジョルジオアルマーニのアウトレットもあります。