ロスJAIDインプラントコース 初日
それが6時間の遅延で実際は深夜の11時過ぎに
ロスに到着した。
私は空港からハリウッドにあるホテルに移動する交通手段を
今回、セミナーをご一緒させてもらう別の先生のレンタカーに
同乗させてももらうことになった。
初対面の私を快く乗せて頂いた先生には感謝しかない!
しかし、深夜のロスの空港のダラーレンタカーは
自動チェックインの機械が全てトラブルで使えないので、
カウンターには長蛇の列が出来ていた。
結局そこでも手続きに1時間以上かかり
私のロスの到着は現地時間の深夜の1時半を過ぎていた。
今回のホテルWホテルハリウッドに着いて驚いた。
深夜の2時前なのにフロント横のバーは
大音量の音楽が流れ、立ち切れない人たちが
若者達が多く踊っているではないか?
この大音響の中果たして眠れるのか?この私!!
カン先生の前での発表まで12時間を切っていた。
日曜のレクチャーの開始時間は午後の2時!
私は発表のトップバッターのため、午後1時には会場に入り、
PCをつないで一人で何度も何度も練習を行った。
抑揚を付け、強弱を付け、間を空けながら
身振り手振りをつけて、私は何度も何度も練習を
一人だけの会場で行った。
そして、本番は始まった!
「中野先生、発表は何分されますか?」
顔見知りの先生の質問に私はスライド枚数は50枚弱なんで
20分を予定していますと答えた。
カン先生の説明でスライドは途中で止めて
説明と会場の先生方からの質問を加えながら進むことになった。
長かった!
凄く長かった!!
結果として、私の症例発表はカン先生のレクチャーを交えながら進み
私一人だけで3時間の時間を有した。
カン先生を半日お呼びするだけでJAIDは
1万ドル120万円位はカン先生に支払っているはずだ!
アメリカの医療のトップの報酬はそんなものだ!
だから私は3時間ずっとカン先生に見てもらって
コメントを貰うことは80万円以上の価値となった。
JAID万歳!!
しかし、英語での発表は出来ても
カン先生の質問が理解できるか?
カン先生の英語をキャッチできるかどうか?
私は不安だったが、その不安は杞憂に終わった。
カン先生は、聞き取りやすい簡単な英語で
私に質問をして下さった!
3時間後、私は一つの仕事をやり終えた達成感に包まれていた。
初日のセミナー後、懇親会の席で私はカン先生の
前に座ると、横にはトーマスハン先生が座られた。
ザデ先生も来られて、贅沢な面子の中懇親会は進んだ!
トーマスハン先生はその実業家としての側面も素晴らしく
ロスに家はもちろんビルも何棟も持っていると言われていた。