そうじゃ吉備路マラソンの順位
目が最高にかゆい!
何度も何度も目薬を差すも
改善しない!
「先生、花粉症ですよ!
今日は最高に飛んでいるみたいですよ!」
まじですか?
しかし52歳になってからの
初めての花粉症はかなり辛い!!
そうじゃ吉備路マラソン10キロコ-ス
出発の号砲が鳴り渡り、皆が一斉の出発!
私はここでは決して焦りはしない。
ここで周りの早いペースに巻き込まれて
自分を見失うと、6時間の時のように
心拍数が挙がり、ホワイトアウトを迎えるか?
AEDのお世話になってしまう。
最初が肝心だ!
私は6年前の最初のフルマラソンから
自分のオリジナル走法を編み出していた。
その1つが、摺り足走法!
足をなるべく地面から上に高く上げないで
地面から数ミリだけ地上に左右の足を前後させる。
これで重力の影響を最高に減らすことが出来る。
もう1つが、コバンザメ走法!!
プロのマラソンにもラビットと呼ばれる
先導役の選手がいる。
私はプロではないが、この自分のラビットさんを探して
そのラビットさんの右後ろをずっと走る。
この走法によって、風が強い時でも
前のラビットさんが風よけになるので
無駄なエネルギーの消費を最小限に抑えることができる。
箱根駅伝の選手が聞いたら、怒り心頭な走法を
私は何と6年も前からオリジナルで編み出していたのだ。
昨年は当院のH君の後ろを摺り足走法とコバンザメ走法で
走り抜き、今年は当院のK君の後ろにピタッと配置した。
昨年は2キロから3キロ過ぎで一度足の筋肉の疲労の
ピークを迎えたので完走が危ぶまれたが何とか
この走法で走り切った。
今年はかなり調子が良かった。
天候も気温も無風も私に味方した。
これは10キロとはいえ、過去最高のタイムが
見込めるかもしれない。
私の期待は確信に変わっていった。
そして、ゴ-ルイン!!
無事に完走することができた。
私の今年のタイムは?順位は??果たして!!!
完走証明書に書かれていた私のタイムは記載が無かった!
そして順位にも「0位」とだけ記載されていた。
「0位??」
係りの方に話を伺うと、やはり私のゼッケンの
付け方が悪かったために私の今年の記録は測定不能だったらしい!
今年の吉備路、私が頂きました
星は果たして何個???