マイクロスコープを使用したセミナー
代表選手は皆、小さな時からサッカー漬けの生活。
半端では無い努力の結果、このピッチに立っている。
比較して、私達歯科医師はどうか?
臨床の現場に出る以上常に
半端じゃない努力を本当にしているのか?
日本サッカー頑張れ!日本の歯科医師も頑張れ!!
先週の土日は、大阪で2日間みっちりとマイクロと言う
顕微鏡を使用したセミナー、ハンズオンコースに参加してきた。
メインの講師は京都の中田先生!
フォローはクラブGPの先生方!!
インプラントのマイクロを使った審美では、日本のトップと
思われる中田先生の話は凄く臨床をされている中田先生らしく
凄くわかりやすい講義と、身になる実習!
特に今回は1人に1台のマイクロが用意され
2日間ずっとマイクロを独り占めしながら出来る実習、
コースは余り無い。
歯科用顕微鏡、マイクロを導入する歯科医院が増えている。
しかし、当院も含めて、マイクロをしっかりと日々の
臨床に活用している歯科医院は全国の歯科医院の
何%であろうか?
ベンツやレクサスの新車が購入できるほど
高額な費用を支払って、マイクロを導入した当院ではあるが、
本当にしっかりとこの高額機械マイクロを
活用しているのであろうか?
マイクロ用の専門の器具があるのだが
これがまた凄くお高い!
また、縫合に使う糸にはサイズがあり
番号が大きければ大きいほど、糸の細さは小さい。
今回も7ー0(ナナゼロ)と言う超極細の糸を
使用して縫合を行なった私達だが
この糸が細すぎて、床に誤って落とすと
肉眼で探すことは本当に困難な位!
しかし、しかし、今回の実習でも私が一番驚いたことは、
参加されている先生方の実習の進め方のスピードの速さだ。
私は自慢では無いが、岡山大学歯学部学生時代から
診療のスピードだけは自信があり、学生時代の
模型実習では、必ず誰よりも早く一番に実習を終えていた。
そんな私には大きな信念があり、本当に臨床が上手い
先生は、誰も仕事のスピードが速いことだ。
もちろん本当に凄い先生は、仕事に緩急を付けるため
急ぐところはバシバシ急いで、大切なところは
ジックリと慎重に時間を掛けて仕事をされる。
しかし、しかし、このコースに参加している先生方は
誰もが本当に仕事が速いのだ。