バルセロナの食 in インプラントセミナー
私はゴルフもしないし、酒もそんなに飲まない。
趣味が少ない私の興味のあること、好きなことの1つが
その場所で有名なレストランや美味しいレストランに
行くことだ。
スペインと言えばサンセバスチャンを筆頭に
世界ベスト50レストランに選らばれたお店や
ミシュラン星つきの有名なレストランも多い。
今回の日本人スピーカーである白鳥先生等と相談して
私が初日の夜の夕食の店の予約を取ることになった。
バルセロナで今最も話題性のあるお店と言えば
「Tikets」だろう。数年前に閉店した伝説の3つ星
レストランエルブジのシェフがOPENさせたこの
チケッツは予約が取れないことで有名だが
調べてみると、3ヶ月先まで全く予約が入らない
状態だった。
美味しいタパスが食べられる行列の出来るバルは
日本からはるばる来た先生方をお連れするのには
行列に並ばせるのはまずい。
海沿いのパエリアで有名なオープンカフェの
レストランはホテルから遠く、飛行機から降りて
数時間であのパエリアは日本人にはきつい。
だからと言って、余りにもカジュアルで安いお店には
有名な先生方をお連れすることはできない。
調べに調べて、ホテルから歩いて7分の場所に
有名な1つ星が付いているスペインらしい
レストラン「Via Veneto」を見つけて
何とか午後8時半からの予約を入れることができた。
昼間に場所も確認して、ネットから日本語メニュ-も
ダウンロードして、事前準備は完璧なはずだった。
どの先生方も日本から15時間以上飛行機に揺られて
数時間前にここバルセロナに着いたばかりだった。
しかしここ「Via Veneto]はまずそのお店の内装の
重厚さに私たちは驚いた。
「ネクタイとジャケットないとまずいんじゃない?」
ある先生が呟かれた。
店を選んだのはこの私だ!
コースメニューは2つあり、1つが125ユーロする
昔からの伝説の料理がドンドンと出てくるコース、
もう1つのコースが85ユーロの少ないポーションの
料理が皿数が多く出てくるコース!
私たちはあえて、この2つのコースはどちらも
量が多すぎるだろうと、一人が前菜1品、メイン1品だけに
しようと相談した。
私たちは3名で1つの料理をシェアしようと思い
お店の方にもシェアの了承を取った。
私たちの前に前菜の大きなお皿がまずは3品出てきた。
その三分の一の1皿は日本で食べる1人前の量だった!
「これシェアしないで1人が1皿ならこの3倍の量?」
誰かが唸った。
お店お勧めのメインは鴨の料理!
2人前からの注文になるので2人前を頼んだら
ローストされた鴨が丸々一匹目の前に出されて
私たちの目の前で給仕係りの人に切り裁かれていった。
2人前を3人でシェアしたが、それでも十分に
ヘビーだった。
子豚の丸焼きを私たちはキャンセルして
チーズを1皿だけ頼んだのだが、このチーズも
全てが濃厚でヘビーだった。
午後8時半から食事を始めた私たちが
お店を出たのは深夜12時を回っていた。