続、大人の遠足
頭の中の湿疹がひどく皮膚科に行く。
9時からの診療時間なので9時前に
行くと、大勢の方が既に待っていた。
こんな時に限って、スマホも本も持参していない。
待ち時間は90分、ディズニーランド並み
その皮膚科の待合室の本は週刊文春も女性誌も
含めて全て読破した。
昨日の水曜日は通常は私は診療に出る曜日なのだが
スタッフに無理を言って私は朝から
大阪駅へと向かった。
大阪駅の真ん前になるハービスビルには
あの劇団四季も入っていて、数年前には
スタッフとこの劇団四季に来たこともある。
そんな凄いビルの中に、私が見学したかった
南歯科クリニックはある。
明海大学のオーラルリハのコースでも
お世話になった南清和先生の3つ目となり
クリニックに私はお邪魔した。
凄い歯科医院を見学することは、講演会や
セミナーや学会に参加するよりも勉強に
なることが多い。
講演会では綺麗事ばかり話をされるが
実際に診療を見学すると全く違っていたと言う
話をよく聞く。
例えばマイクロ(顕微鏡)のコースをされている先生の
診療室に見学に行くと、その日は1回もマイクロを
使わなかったとか!
しかし、南先生は違っていた。
講演の話を全く同じ診療をされていた。
凄く丁寧な診療をされていた。
感動することが多く、私のメモ用紙は
すぐに書かれたメモで一杯になった。
そんな中でも私が一番感動したことは
南先生が、患者さんのことをよく覚えていて
本当に友達のように患者さんと話をされる
ことだった。
どの人も満面の笑顔で診療室を後にされた。
私は、どちらかと言うと、患者さんと
診療室で趣味とか家族のこととかを
話すことは少なく、患者さんと歯科医師の
間には一線を置いていた。
プライベートには深くも浅くも立ち入らないような
スタンスで今まで診療を行ってきた。
しかし、しかし、南歯科クリニックの患者さんの
笑顔を見ていると、私の今まで取っていたスタンスが
間違いであったことに気が付いた。
私は間違っていた!
明日からは早速この間違いを修正して
患者さんともっと仲良く話をしたいと思う。
実は、すぐに緊張して、尚且つ口下手な私!
南先生のように患者さんとフランクに話が
出来るまでには、かなりの時間がかかると
思われるが、そっちの方が患者さんにとっては
良いことだと思われる。
もう1つ私は間違いをした。
いつもの岡山駅の売店で、いつものように
大手饅頭をスタッフの数だけお土産に
購入しようとした私!
オーマイガーッで大手饅頭まさかの売り切れ!
横に会った、紅葉饅頭(もみじまんじゅう)を
ついつい、お土産に持参したのだが
これでは紅葉饅頭(もみじまんじゅう)が岡山の
名物だと誤解されてしまう!
早めにまた大手饅頭を持ってゆきます!