23回目の開院記念日
こんな時こそ、当院のチームワークが
問われるのだ。
チーム一丸となり、副院長の留守を
守るのだ。
元気な赤ちゃんが生まれてきますように!!
4月8日は、「なかの歯科クリニック」の開院記念日だった。
当院は23年前の4月8日、この地で新規に歯科医院を開設した。
私が29歳の時だった。
23年前、歯科治療イスは3台、スタッフは歯科医師1名
歯科衛生士4名の5名の体制で始まった当院。
有難いことに23年間成長を続けて
今では歯科治療イス11台、スタッフは歯科医師常勤
非常勤合わせて12名、歯科衛生士14名の
受付秘書、サポートスタッフ、歯科技工士、保育士
事務スタッフを入れると、全体で40名近い
岡山県下では、最大級の歯科医院となった。
この23年間のことが走馬灯の様に私の脳裏に
過ぎ去って、感無量である。
そんな23年間の変化に合わせて、当院では増改築を続けていて
今では、昔、香港にあった九龍城のような迷路のような
歯科医院になった。
特にこの4月からは新人スタッフが4名加入して、
近いうちに、1名か2名の新たな新人スタッフも加入予定であり、
敷地面積に対するスタッフの多さは、今では
渋谷のスクランブル交差点に匹敵すると揶揄されている。
初めて当院に来院される患者さんは
ほとんどの方が、当院の人の多さに絶句される。
今では、私が岡山にこんな歯科医院を作りたいと話をすると
有難いことにスタッフが意見を出し合って、新たな方向性と
戦術を企画してくれる。
素晴らしいスタッフに感謝!!
そんな医院が発展するに従って、あるジレンマが
私と患者さんの間に生じている。
本日、定期検診で来院された女性の患者さんは
当院にそれこそ20年近くずっと来院されている。
そんな当院にとって最も大切な患者さんが
私の顔を見てこう言われた。
「中野先生は、テレビにラジオにお忙しくて
どんどん私たちとの距離が広がるようで、
寂しく思います!」
いやいや、大丈夫です!
私はいつでも、あなたの歯科の主治医として
あなたの傍にいます!!