「上質」を知ると言うこと!
今の診療所を離れて、岡山県北の
田舎に籠って、一人だけで
静かに歯科臨床を行うこと!!
でもまだ私の技術では救える
患者さんは少ない??
日々精進するしかない!!
少し前から倉敷の整形外科医の佐藤先生が主催される
ワイン会に年に2回ほど参加させてもらっている。
政界人、財界人、もちろん飲食業界の方には
ワイン好きな方は多くいらっしゃって
このワイン会にも凄い方が多く参加されていて
佐藤先生の人脈の広さに舌を巻かれながら
歯科医業以外の多くの方との親交も深まり
楽しくて有意義な時間を過ごさせてもらっている。
私は基本的にアルコールには弱いので
日本酒、焼酎、ウイスキー、ブランデーは
全く口にしない。
そんな私が唯一飲むアルコールがワインと
ビールである。
このワイン会の凄さは私が普段は絶対に飲まない
買わない凄いワインが出されることだ。
先日のワイン会にはシャトーマルゴーが
出されていた。
私もシャトーマルゴーの名前位は、知っている。
フランスの5大シャトーの1つで
少しエッチな映画「失楽園」の最後の場面
鎌倉プリンスホテルで、あの方とあのお方が
死ぬ前に食べたものが、鴨とクレソンのお鍋で、
飲んだワインがシャトーマルゴー!!
恥ずかしいことに私は51年間生きてきて
生まれて初めてシャトーマルゴーを頂いた。
凄く上質なお味で、感激した。
上質なものを経験することは大切な
ことだと実感できた。
歯科治療において上質な治療とはどんな治療だろう?
保険治療が、最低限保証される治療で
保険が効かない自費治療が、単純に
上質な歯科治療とは決して思っていない。
しかし、咬合が悪くて、このままでは将来どう見ても
ドンドン歯が崩壊することが、予測される患者さんには
保険が効かなくても、その人のため
しっかりと矯正治療の重要性を話すべきではないか?
シャトーマルゴーを飲みながら、そう感じる私だった。
今日の仕事が終わり、妻とデイリーに飲める
赤ワインを1本抜栓した。
デイリーの赤ワインだからいつも飲む
1本1000円以下のワインだ。
先日のシャトーマルゴーの余韻が舌に残っている
私と妻は何か凄い違和感を感じた。
「この前のワインが本当の上質なワインなら
今日のワインは、ビールなら発泡酒か第3のビール?」
「いやいや、値段だけでいうと、100倍もの開きがある!
ビールと発泡酒の違い以上!!」
上質を知ることも、ある意味では罪である!!!!