休診当番の段取り力
スタッフとご褒美のお寿司を食べに行く。
翌日の日曜日は休日診療当番のために
深酒は禁物と自重していた私だが
スタッフとの飲み会はいつも楽しい!
深夜まで飲み会は盛り上がり遅い時間に帰宅する。
私は休日診療当番は決して嫌いではない!
どちらかと言えば好きな方だと思う。
もちろん休日診療当番には難しい面も多い。
普段使い慣れていない診療ユニットや
機材、材料をを使用する診療なので
ある意味で大きな緊張を生じる。
診療ユニットの倒し方すら、普段と全く違うのだ。
またサポートして下さる歯科衛生士さんも
当院の衛生士さんではなく、他の医院で
勤務される衛生士さんなので、セメント1つ
の練り方も微妙に違うのだ。
しかし、それでも私は休日診療当番は好きだ。
大学勤務医時代から急患当番は好きだった。
目の前には、ほとんどの場合初対面で
歯に痛みや不具合を抱えた方がいらっしゃる。
その方の歯の状況を一瞬にして察知して
痛みを取る方法、不具合を取る方法を考えて
説明をしたうえで的確な処置を短時間で行う。
診断力と、段取り力と、そして短時間での
的確な作業が急患当番では必要とされるからだ。
そして、歯科の急患当番は医科のそれとは
全く違って、命に係わることは非常に少ない。
だから私は目の前の方に喜んでもらうため、
自分自身を磨くためにも今日も全身全霊で
頑張るつもりでいた。
今朝は絶対に遅刻してはいけないと、かなり朝早くから準備を始め、
交通機関の乱れまで予測してかなり早めに自宅を出た。
早過ぎた!!
9時45分までに会場入りすれば良いものの
早く着き過ぎて、1時間以上近くのコンビニで
時間を潰すしかなかった。
コンビニに置いている本もよく見てみると
面白いものが、多く朝から何冊も本を買う私。
しかし、こんなにコンビニで時間をつぶす私は
段取り力が良いとは決して言えない!!