スーパーペリオ塾
全国歯学部、歯科大学サッカー部OB大会で
何と岡山大学歯学部サッカー部OBが
優勝した!
私はその頃、近くの博多で歯周病の
お勉強中だが、フェイスブックに上がる
情報に一喜一憂していた。
本当に良かった!岡山大学歯学部OBサッカー部が
優勝して!
本当に良かった!とち狂った私がこの大会に
参加したいと言い出さなくて!!
土曜、日曜は博多に移動して、昨年初めて参加した
スーパーペリオ塾のオブザーバー参加!
このスーパーペリオ塾、水上先生、白石先生、北島先生
長谷川先生と言う日本を代表する歯周病専門医の先生が
講師のセミナーだが、土曜日のセミナー後、お酒を飲みながら
参加者の症例発表が延々と続くことが一番大きな特徴である。
その後、中洲に飲みに繰り出すので、夜中の2時や3時まで
平気で皆は飲み続けると言う歯周病の知識なテクニックだけでなく
体力が凄く必要なセミナーなのだ。
私は歯周病の治療に初めに本気で取り組んだのは
開業して3年後、今から19年前に
大阪のJIADS(ジアヅ)のコースに参加した時だった。
当時、アメリカから帰国したペリオの小野先生と補綴の中村先生が
始めたJIADSのコースは歯科の世界では一世を風靡した。
「予知性のある!」と言う今では私たちが普通に使う言葉を
日本で広めたのも、小野先生だったと思う。
その当時は切除療法が流行だったが、時代は変わり
今の歯周病の主流は再生療法!
一度失った骨は歯ぐきをエムドゲイン等を使う手術で
再びに取り戻すテクニックである。
このエムドゲインを用いた歯周病の再生療法!
聞くと夢のような素晴らしい治療と思われるかも
しれないが、ほとんどの歯科医院で実際は
行われていない。
なぜなら、テクニックセンシティブで
かなり上級テクニックを要する治療だからだ。
簡単に言えば下手くそな歯科医師がこの
エムドゲインやバイオス等を使った再生療法の
オペをすれば失敗することが多い手術なのだ。
だから、日本中からこの有名な4名の先生方の
素晴らしいテクニックを吸収しようと九州まで
集まっていたのだ。
そして、土日で4日間のコースが無事に終わった。
御多分に漏れず私の土曜日の睡眠時間は3時間程度!
それでも日曜日も最後まで頑張る!!
私は細かなテクニックには欠けるのだが
体力と気力は若い先生方にも負けないものがあると
実感できた2日間だった。