よくある歯科医院への電話セールス
昨日の木曜日、富士山麓で13日間もの
厳しい合宿をすることで有名な「地獄の特訓」の
会社の2時間の無料セミナーに参加してきた。
さすがに2時間でも結構厳しい!
訓練!訓練!!訓練!!!
さあ、誰を参加させようか?
仕事に対して一番甘いのは?
えっ!もしかして院長のこの私???
医院にセールスの電話が入ることはよくある。
以前はひどいもので嘘を付いてまで
院長を電話口に呼び出す行為まで横行していた。
「院長先生の知り合いの○○と申しますが
院長先生をお願いできませんか?」
「いつもお世話になっています。
お約束をしていた○○ですが!」
私は決して知り合いでもなく、約束もしていない。
電話口に私が出ると、こちらの都合も全く
確かめもしないで一方的にマニュアルを
読むがごとく話し出す!!
「京都駅前に新しくマンションが出来ました。
節税対策でマンションはどうですか?」
嫌な思いをしていたのは、私だけでは無く
そのマンション販売会社の名前は
私たち歯科医師の間では一時有名になった。
「岡山大学の中野ですが!」と同窓会会長である
私の名前まで使い、同窓会員に向けて電話セールスする
営業マンまでいたのには閉口すると共に
私の身の潔白を証明するのに長い時間がかかった。
「中野は金に困ってマンションの販売までしている!」
そんな噂が同窓生の間で都市伝説のように囁かれていたらしい。
診療中に同業者の歯科医師以外の方からの電話には
私も含めて出ない歯科医師が多いのにはこんな理由があった。
診療中に手を止めて、患者さんもスタッフも待たせて
電話に出ると、こちらの都合も聞かないで
自分の都合だけで高額な売り込みをする。
しかし、そんな私だが、歯科医院のホームページの
セールスの電話だけは、手が空いている時は
出ることがある。
どんな売り込みをするのか?どんな新しい手段を
使っているのか?プロの方の仕事に私自身
興味があるからだ。
(ただし、本当に信頼できる会社は電話営業なんて決してしない!)
今日の診療後、1本の電話が入ってきた。
「歯科医院のホームページを専門で手がけている○○と申します。」
「先生のクリニックのホームページを見て電話したのですが、
とても残念です!もっと効果を出したいと思われませんか?」
よくある最初の言葉である。
「グーグルが新しくオープンさせた新サービス
グーグルおみせフォトってご存知ですか?」
https://nakanodent.com/tour/
えっ!今更ながらおみせフォト??
https://nakanodent.com/tour/
「もう導入していますけど」
「えっ!そうですか?では私どもに今のホームページの
リニューアルをさせてもらえませんか?」
「どんな風にリニューアルをされるのですか?」
「はい!先生のご希望通りにリニューアルいたします!!」
ダメだ!この会社!!!
まずはちゃんと相手を調べてから
電話をしてほしい!!