韓国の審美歯科 その２
無事に終了！難しいオペを支えてくれた
スタッフに感謝！！
しかし、最近ロータリークラブの関係や
経営者の方を対象に私がセミナーをした関係から
弁護士の方や、医師の方や、経営者の方に
インプラント治療をする機会が増えた。
ありがたいことではあるが
反面、凄く気を遣う！！
ソウルのカンナムの中心、アックジョンドンは
美容整形外科が軒を連ねる凄い地域であるのだが
その中で審美歯科、アンチエイジング歯科を標榜する
歯科医院も凄く多い。
事前の見学の依頼が功を奏しなかった私だが
助っ人のお助けもあり、アポなし、飛び込みで
見学依頼をすることになった。
ビルが新しく、規模が大きく、内装外装が綺麗な
歯科医院を探して、アポなしで飛び込んで
見学の依頼をした。
もちろん反対での立場を考えると、
私の岡山の歯科医院に、月曜日の忙しい時間、
見ず知らずの韓国人や中国人の歯科医師と称する方が、
突然見学させてくださいと言って来られても
１００％私はお断りすると思う。
ただし、韓国の歯科はインプラント、アンチエイジング
審美歯科のある面では日本の歯科より遥かに進んでいるので、
そのことに敬意を評して、私は数件の歯科医院に飛び込んでみた。
「診療中だからダメ！」
予想する反応が、数件の歯科医院であった。
しかし、歯科医院のドアをくぐり
待合室に入るだけでも、有益な情報を得ることが多く、
掲示物、待合室のインテリア、雑誌等
短時間であるものの凄く参考になった。
数件目の歯科医院で、何と見学を受け入れてくれる
歯科医院に遭遇した。
後から院長先生に話を伺うと
日本の大阪大学歯学部に留学していた経緯のある
先生で、片言ながら日本語を話される先生だった。
見学後、お話を院長先生に伺うと
韓国の歯科事情は日本よりかなりシビアな状況らしい。
「新規で歯科医院を開業した若い先生のクリニックは
２、３年で耐え切れず倒産する歯科医院が多く
韓国の国会でも歯科の倒産が話題になっている。」
「欧米のインプラントを模倣した韓国産の格安インプラントが
跋扈して、インプラントの価格破壊が進み格安のため
トラブル、クレーム、訴訟も凄く増えている。」
「ヒアルロン酸を使ったほうれい線の治療など
歯科医院で行うところの増えているが美容外科の
医師とのあいだで問題が起きている。」
日本の歯科の数年後の姿を見るようで
私はお話を伺いながら体中に寒気を感じた。
岡山の歯医者
「なかの歯科・矯正歯科クリニック」
院長中野 浩輔
- 昭和62年3月 岡山大学歯学部 卒業
- 昭和62年4月 岡山大学歯学部第一補綴科 研修医
- 昭和63年4月 岡山大学歯学部第一補綴科 文部教官助手
- 平成4年4月 「なかの歯科クリニック」を開設
当院は、岡山市北区矢坂東町での開院当初から3つのスローガン「待たせない」「痛くしない」「よく説明する」を掲げた歯医者作りをしています。
