歯科医院の院長として
患者さんからクレームがあり
泣きたいときもある。

歯科医院の院長として
スタッフからクレームがあり
泣きたいこともある。

でも、でも、双方とも責任者の私が
逃げる訳にはいかない！

。。。。。

だめだ！ハゲそう！！

深夜の１２時をまわり、辺りの照明がかなり落とされた韓国のインチョン空港！

私はその場で瞬時の判断を迫られていた。

聞いたこともないオーシャンサイドホテルのペントハウススイートルームに
定価の料金で泊まるのか？

この空港のベンチで後数時間を過ごすのか？

タクシーでソウルの街中まで移動して別のホテルを探すのか？

明日のフライトは朝の７時２５分発！

２時間前だと5時過ぎにホテルに来てチェックインが必要！

今の時間は１２時過ぎているが、このまま空港で
それもイミグレーションの外で過ごすのは盗難等の
危険のリスクが高すぎる！

そして、私はおそるおそる値段を聞いてみた。

「ハウマッチ？」

英語が余り得意でない私と、おそらくそれほど
英語が得意でないオーシャンサイドホテルのカウンターの
男性との電話での会話は困難を極めた。

２５０とか２５００とか言っている数字は聞き取れるのだが、
その単位とドルかウォンかが聞き取れない。

何度も何度も聞き返した。

結局、オーシャンサイドホテルの最上階
ペントハウススイートルームのお値段は
米ドルで２５０ドルと聞いて少し安心した。

これなら支払える！

「今から行く！私の名前は。。。。」と言って電話を切ったとたん
インフォメーションのカウンターの女性が「何をしているの？
すぐにピックアップサービスを申し込んで！」と怒った様子で
すぐに同じ電話番号にかけ直してくれた。

オーシャンサイドホテルのカウンターの男性は英語で私にこう言った。

「３階に移動して７番から出て、そこの道を渡り
その場でタクシーに乗れ！」

絶対、彼はタクシーと発音した。

ピックアップのバンが来なけれタクシーで
行けばいいだけと思って、インフォメーションの
女性に何度もお礼を言って３階の７番出口より外に出た。

彼女が言った意味がここでやっと私に理解できた。

「誰もいない！」

「タクシーはおろか、車が１台も止まっていない！！」

「タクシーは１台も無い、迎えのバンは本当に来るのか？？？」

私はここで一体何をしているんだろう？

日本に帰りたい！！

深夜1時、この旅行で私が一番落ち込みを

感じた瞬間だった。

岡山の歯医者
「なかの歯科・矯正歯科クリニック」 院長中野 浩輔

• 昭和62年3月 岡山大学歯学部 卒業
• 昭和62年4月 岡山大学歯学部第一補綴科 研修医
• 昭和63年4月 岡山大学歯学部第一補綴科 文部教官助手
• 平成4年4月 「なかの歯科クリニック」を開設

当院は、岡山市北区矢坂東町での開院当初から3つのスローガン「待たせない」「痛くしない」「よく説明する」を掲げた歯医者作りをしています。