50歳の歯学部同窓会長!
次の月曜日、驚くことにAll-on-4を
希望されて新規の患者様が来院される。
週末に歯周病の再生治療のセミナーに参加した
次の火曜日、驚くことに歯周病の進行した
患者様がオペを希望されて来院される。
これって、引き寄せの法則??
今度はお金儲けのセミナーに
参加したいと強く願う私!!
土曜日のスーパーペリオ塾、朝の10時に始まり
終わったのは夜の10時!
さすがの12時間ペリオ漬けの私は
息抜きに中洲に飲みに出かける。
お酒を飲みながら私が最近強く感じること!
それは歯科医師の技術系のセミナーやコースに参加しても、
私が最高年齢になることが多いということ!
今回のペリオのセミナーも、5-Dアドバンスコースも
インプラントのセミナーも、私より年上の先生に
お会いすることがほとんど無い!!
私が感じるコースやセミナーに参加される歯科医師の
先生の平均年齢は40歳程度と若く、私とは10歳も年齢差がある。
思い起こせば私は40歳の春に、岡山大学歯学部同窓会会長に就任した。
前会長の1期生のN先生が健康上の理由で会長を降りると決めた時
私たち理事の2期生のメンバーに連絡が入った。
「お前たち2期生の理事から会長を出して欲しい!!」
そして、単なる消去法で私が会長になった。
あれから10年が経過して私は50歳になった。
歯学部、歯科大学の同窓会会長の仕事は、
他大学の同窓会の会長の先生方を接することも多く、
学ぶこと、凄くためになることも多く、
私は会長にならないと決してできない多くの
貴重な経験をさせてもらい、素晴らしい先生方と出会い
忙しいが素晴らしい10年間を送らせてもらったと
会長の仕事には凄く感謝している。
しかし、会長の仕事があるために、年に何度も診療を
休むことも多く、同窓会の仕事が最優先になるために
長期のセミナーやコースに参加することが難しいことも多く
しっかりと勉強できないジレンマも少し感じていた。
同窓会の仕事に思いを馳せながら飲んでいると
目の前を知った顔の先生がこちらに歩いてきた。
「えーーーーっ!○○先生!!!」
「あーーーっ!中野先生!!!」
某九州のある大学歯学部同窓会の前会長のA先生だった。
どうして、こんな博多の中洲でA先生と
私は出会うのか??
これも引き寄せの法則??
「中野先生、よかったら一緒に飲まない??」
A先生は、同窓会の会長の仕事を辞めた今、
時間ができたので、毎週末、セミナーやコース三昧で
仕事が凄く充実していると聞いた。
「いやー凄く歯科医師の仕事が楽しい!!」
昔と違って生き生きと大きな笑顔で話される
A先生の姿を見て、私は何を感じていたのだろうか?
50歳?
私が本気で歯科医師の仕事に取り組む事ができるのは
後15年?それとも後20年??