先日の火曜日、当院の
記念すべき22000番目の患者様が
来院された。

こんな田舎で、場所も悪い場所で
歯科医院を開業して22年目、
22000人を超える方がわざわざ
こんな辺鄙な歯科医院に来院されるなんて？

まだまだ不十分な当院で、トラブルも多いのだが
スタッフの力を借りて、決してあきらめないで
もっと素晴らしい歯科医院を作ることに
集中して、力を捧げたい！！

当院では不定期ながら木曜日の診療をクローズして、
スタッフ全員でロングミーティングを開催している。

ロングミーティングでは院長の私が講師をするのではなくて、
外部講師を招聘することが多い。

ある時の講師の先生が述べられた「自分が源泉！」
と言う言葉を私は今でも忘れない。

人間生きていると毎日色々なことが
自分の身に起こってくる。

不幸にも病気になってしまったり、怪我をすることも
あるかもしれない。
（もちろん、それを未然に防ぐ準備や努力は必要なのだが！）

会社では今期の売上予想が達成できなかったり
上司から叱られることもあるかもしれない。

そんな時に「ついていない！」
「どうして私ばかり！！」
「不景気なこの世の中が悪いんだ！！！」

とついていない自分の運を嘆いたり
他の人や、もののせいにすることは簡単だ。

しかし、そんな考え方は所謂、他力本願な考え方で
自ら自分の運命を好転させる力には決してならない。

自分が源泉と言う考え方は
身の回りで起こる全ての出来事は
自分に原因があると思い込むことだ。

歯科医院で患者さんからクレームを言われたときは
そのクレームを解決するだけでなく
神はそのクレームを通じて私に何かを伝えようと
しているのだ（と思い込む！）

急に腰痛がひどくなった時も、神は私の腰痛という
痛みを通じて何かを私に伝えようとしているのだ（と思い込む！！）

全ての原因が自分にあるのなら
自分が変化することで全ての私の周りの
状況を好転させるととは可能なのだ。

時々、暗い顔で患者さんが来院される。

お話を伺うと、大切な家族が病気になったり
うつになり会社に行っていなかったり、
身の回りが大変な状況になっていることがある。

「中野先生はいつも明るくてお元気そうですね！」
「先生の元気を少しだけお裾分けして下さい！」
「先生には悩みなんて、少しもないでしょ！！！」

私はプロの歯科医師であるので、診療室では
元気いっぱい、いつも明るい顔の役者を演じている。

どんなに腰が痛くても、肩こりがひどくても
顔に出してはいけないと思っている。

私たちは患者さんの口から物を食べて元気になる
ことをサポートすることが仕事なので
私たちが元気がないと、患者さまに元気の
お裾わけをすることなんてできない！！

「でも、私たち歯医者には悩みが多いんです！！」

悩みだらけの人生なんです！！！

岡山の歯医者
「なかの歯科・矯正歯科クリニック」 院長中野 浩輔

• 昭和62年3月 岡山大学歯学部 卒業
• 昭和62年4月 岡山大学歯学部第一補綴科 研修医
• 昭和63年4月 岡山大学歯学部第一補綴科 文部教官助手
• 平成4年4月 「なかの歯科クリニック」を開設

当院は、岡山市北区矢坂東町での開院当初から3つのスローガン「待たせない」「痛くしない」「よく説明する」を掲げた歯医者作りをしています。