第2回ピエゾアカデミー in フィレンチェ
帰りの便、行きの反省から
早めに早めの移動を心がける
全くトラブルもなく順調に
進んで、パリ発のエールフランス
のA380便に初搭乗。
二階建ての世界1大きな機体なのに
気流の関係で大きく揺れる。
そして機内で吐く私!!
ここ10年間飛行機に乗っていて
初めて吐いた私!!!
ロングのフライトは50歳の私には少しきついようだ。
話は2日前に遡る。
フィレンチェの空港に何とか到着した私は
タクシーで学会会場に直行するのでなく
ホテルに行ってもらい、走って汗だくになった
シャツを全て新しいシャツの着替えた後、会場に急ぐ。
今回、フィレンチェで開催された第2回ピエゾアカデミーは
ピエゾサージェリーというインプラント治療に主に使用される
機械を使用した歯科治療の総合的な学会である。
私は2年前に開催された第1回のスイスの
ルガノで開催されたピエゾアカデミーに参加して
、凄く驚いた経験をした。
日本で使用しているピエゾと全く違う
使用法をしていて、それに関する新しい
ノウハウや論文が多数披露されていたからだ。
今回、2年ぶりの第2回目として
私は1回目と比較して何が進化しているのか?
凄く楽しみにしていた。
ホテルから会場まではフィレンチェの中央駅を
挟んで5分ほどの近い場所にあったのだが
この会場がヨーロッパらしい古い建物を
使用した会場にまずは私は驚いた。
会場に入って私は周りを見渡した。
「中野先生!」と私を呼ぶ声の方に目を向けると
2年前に第1回目で共に参加したイケメン阿部ヒロ先生や
今回のスピーカーでもある白鳥先生、三好先生の
姿がそこにはあった。
今回、私は白鳥、三好グループの1員として
ここに参加していたのだ。
日本から遠いイタリアのフィレンチェの会場での
仲間の存在に私はほっと胸を撫で下ろす。
会場には他の2つの日本人グループの姿も
韓国のソーン先生らのグループの姿もあった。
ピエゾと言う機械はイタリアのベルチェロッテッー先生が
開発されて、各社から発売され、世界中で今では
使用されているインプラント治療には無くてはならない
機械である。
しかし、その値段が1台100万以上する機種も
多く保険診療が主体の日本では充分に
浸透しているとは言い難い。
しかし、イタリアを中心に今や世界中で使用されている
このピエゾサージェリー!
使用されて10年の経過症例も多数報告されていて
英語の発表とはいえ、濃厚な時間を過ごした。
イタリアらしく遅れて、午後5時過ぎから
日本人で唯一のスピーカーであった
静岡県開業の白鳥先生の発表があった。
私と阿部ヒロ先生は日本から遠いこのイタリアで
慣れない英語で30分もの長時間発表されている
この白鳥先生の活躍を日本の歯科メディアで
発表する目的もこのフィレンチェ行きにはあった。
白鳥先生の発表の前に
私たちは写真撮影のために
一番良い席を確保するために
移動した。
そして、そして、白鳥先生の
発表が始まった!!